引越しの時、食器はどのように包みますか。一つ一つ丁寧に紙で包んでいる方が多いでしょう。今回は食器の梱包を楽ちんにする「食品用ラップ」の活用法の紹介です。
食品用ラップのピタッと密着するところが良い!
食器は、種類も色々あり、枚数も多く梱包は大変です。お皿とお皿の間に紙を挟み、一つ一つで包むのは時間もかかりますね。ところが食品用ラップを食器の梱包に使えば楽に片付けることができます。
まずお皿。同じ種類のお皿は5枚くらいを目安に、食品用ラップで重ねたまま一気に2、3周ぐるぐると巻きます。食品用ラップの密着する性質は、お皿がずれるのを防ぎ「カチッ」と包めます。お茶碗も同じ要領です。数枚重ねて食品用ラップで包みましょう。
茶碗蒸しの器やティーポットなど蓋つきの器は、蓋をした状態で食品用ラップを使い包みます。ピタッと密着しているので蓋が外れたりしません。スプーンやフォークなど口に入れる小物などもラップで包みます。お箸はお箸立てごと包んでしまいましょう。
ワイングラスやシャンパングラスなどは、まずスティン部分を布きんで覆い、その後全体をぐるぐると食品用ラップで包みます。こうすることで繊細なスティン部分を守ることができますよ。
食品用ラップは透明だから便利
食器を紙で包んでしまうと「これ何を包んでいたかな」と開けないとわかりません。その点食品用ラップは透明。一目でわかり便利です。
搬入当日、ほとんどの食器は出番がないのではないのでしょうか。食器の片付けは、食品用ラップに包んだまま食器棚に置いていきましょう。台所用品や食器の数は多く、当然段ボールも多いです。ラップに包んだ食器をどんどん食器棚へ片付けていくと、新居から段ボールがどんどん減っていき、台所がすっきりと片付いていきます。
食器を紙で包んでいると捨てる紙もたくさんです。その点ラップは丸めると小さくなるので、ごみの量も減らすことができますね。
ラップで包まれた食器は、食器棚にそのまま置いても見た目も悪くないです。後日ゆっくり片付けてはいかがでしょうか。
食品用ラップは衛生的
豆知識になりますが、食品用ラップは食品衛生法の適用対象となっているので、衛生的です。食品用ラップで包んだ食器は、そのままでも安心して使うことができます。
包んだ紙にもよりますが、食器は洗って使う方が多いのではないでしょうか。単身の方は良いですが家族人数が多いご家庭の場合、食器洗いは大変な作業になりますね。ラップを使えば洗う作業が省け、片付け作業が楽々に。食品用ラップはお客様の強い味方となってくれる優れものですね。
食器を段ボールにつめよう!
食器と食器の間には、緩衝材としてエアーパック。またクシュクシュにした新聞紙やタオルを使えばリーズナブルですね。「新聞はとってない」という方は、引っ越しの片付けの時に捨てようと思っていた雑誌がありませんか。雑誌は緩衝材としてつかえるので食器梱包が済むまで取っておくと利用できるかもしれません。
食器同士がぶつかり合わないように緩衝材を使いながら隙間なく詰めていきましょう。ここで注意点ですが段ボールいっぱいに食器を詰め込まないようにしましょう。食器がいっぱい詰め込まれた段ボールは、かなりの重量になります。引越しスタッフは力持ち揃いなので平気です。しかし食器が詰め込まれた段ボールをお客様自身が片付ける時に持ったり動かしたりしなくてはならない場合もあります。そういった理由からお客様が難なく抱えることができる重さを目安に食器は詰め込むようにしましょう。
まとめ
食品用ラップが、食器梱包に大活躍すること伝わりましたでしょうか。食品用ラップは、100円均一のお店でも取り扱われているのでコスト面でも魅力。余れば普段にも使えるので多めに購入していても良いですね。可能であれば大小とサイズ違いを揃えておくと便利ですよ