引越しして、これまでよりも新居のスペースが広くなるとしても、引越しのタイミングでいらないものは断捨離していくチャンス。なかなか物を捨てられないと悩みを持っている人に、捨てる決心がつく「捨てるコツ」をご紹介します。
荷物で断捨離しやすいものは?
家にあるものの中で、捨てるべきものが眠っている第1位は衣類です。捨てられない人は、まだ着られると思いながらタンスや衣装ケースにしまっている服が多いはず。靴下や下着などの消耗品も必要以上に買ってしまい、整理ダンスの中がいっぱいになりがちです。次に雑誌があります。月刊誌などで、どんどん新しいものが発売されているような雑誌は断捨離候補です。
家族が多いご家庭では、食器類とリネン類で使っていないものが多いのではないのでしょうか。食器棚がいっぱいで「取り出すのも大変」というご家庭は引っ越しのタイミングで断捨離です。セットで買ったものの、割れてしまい数が足りない食器がありませんか。家族が増えておそろいで使えない食器など、そのまま食器棚の奥に眠っていること、大家族あるあるです。リネン類もいただくことが多いのでどんどんふえてしまいますね。
捨てる基準・ときめく
断捨離の基準をときめくかときめかないかで決めるのがブームになりましたね。ときめくというのは、例えば服の場合、その服を着て気持ちがウキウキするかしないかで判断するのです。サイズが合ってなければ気持ちはウキウキしませんね。また、お気に入りの服でもシミがついていたらウキウキはしないはずです。
ウキウキの判断が難しい人は、サイズがあってない、色が褪せている時点でゴミ袋へIN。外へは着ていけないからと、部屋着への格下げもNG行動です。それでは断捨離にはなりませんね。靴も同じで、ウキウキしない靴はきっと長く履いていないはずです。ゴミ袋へどうぞ。
捨てる基準・1年
服は1年袖を通さなかったものは、もう着ることはないといわれています。1年着なくてもすんだのであれば、それは必要がなかったことなのです。「1年はちょっと」と思う人は、2年でラインを引いて断捨離をしましょう。リネン類は、心地よいものや使いやすいものを頻繁に使います。1年使っていないリネン類は、お気に入りではないものなので、捨てましょう。食器も同じく捨てるコツは、1年が目安。使われてないものは、なくても困らなかった証拠なので、断捨離決定です。
ダンボールにしまっているものは、1年以上使ってないものが多く、断捨離候補たちです。自分で買ったものでなく、引出物などでいただいたタオル類や食器などが入っていませんか。タオル類など消耗品は新居で使いましょう。そうでないもの、またダンボールにしまうものは使わないので引っ越しの機会に断捨離しましょう。
断捨離時間は短めに設定
引越しの準備をしながら断捨離は時間がかかりがちです。まずは断捨離をしてから引っ越し準備されることをおすすめします。プラス断捨離時間は、1時間など短めに区切って行うのがポイント。「今日は1日断捨離」と時間を長くしてしまうと、捨てる感覚がマヒしてしまいます。一度捨ててしまったものへ手が伸びてしまうことになりかねません。断捨離中は、掃除はしないことにしましょう。また、掃除に気持ちが移ってしまい、断捨離できなくなります。断捨離するときは断捨離に集中です。
捨てられる人=物を大切にする人
捨てられない人は、捨てることがものを大切にしていないことと思いがち。しかし、それは使わないでものをしまい込んでいるのも同じことなのです。引越しを機会に断捨離して、新居ではものを増やさない、すっきりと片付いた空間での生活をエンジョイしましょう。