引越しの時に、手荷物にすべきものをピッアップします。引越先の距離によって、手荷物の内容が少し違いますが、意外にも手荷物にすべきものって、多いのです。
預金通帳や印鑑
お客様ご自身で持ち運んでいただきたいのが、貴重品です。ひっこし作業中、万が一お客様の家具や家電品など、お荷物を損傷させてしまった場合には、1200万円を限度として保償しています。しかし、貴重品等の紛失は、この対象となりません。
■貴重品
・現金
・預金通帳やクレジットカード
・印鑑(印鑑登録されたもの)
・宝飾類
・有価証券
・不動産証明
・鍵
引越しの時には、何かとバタつき貴重品が入ったバックを持っていては、落ち着いて作業もできませんね。そのような時は、貸金庫を利用されると便利です。利用は6ヶ月単位で、利用する貸金庫内箱の大きさによって料金が異なります。金額は銀行によって違いますが、10,000㎤で1万円位です。元の住まいと新居が近い方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょう。
余談になりますが、万が一、貴重品が無くなったときの対処方法をご紹介します。預金通帳やクレジットカードは、銀行やクレジット会社に連絡し、利用停止を届けてください。その後の事務処理等の説明もされます。車の鍵はディーラーへ連絡し、鍵交換の手配をしましょう。家の鍵は、持ち家の方はご自分で鍵交換の手配を行い、賃貸の方は管理会社に連絡し鍵交換の手配を依頼してください。
ノートパソコン
デスクトップ型のパソコンは1人で運ぶのは大変ですが、ノートパソコンは自分で、新居に運んだ方がいいです。特に、お仕事でパソコンを利用される方は、ネット環境が整っていれば新居ですぐに使用できるのでおすすめです。
引越しの時には、バックアップを取っておきましょう。引越中のパソコンの外傷は補償対象になりますが、内部の故障は補償されません。自分で持ち運ぶ、引越業者に運んでもらう、いずれにしてもバックアップは必須です。
ひっこしのタイミングで、パソコンの処分をしたい方、ご存知の方も多いかと思いますが、資源有効利用促進法というものがあり、パソコンは自治体の不燃物ゴミとして出すことはできません。廃棄するパソコンのメーカーに電話してください。平成15年10月以降に販売されたパソコンであれば、料金を払うことなく回収してもらえます。
私が利用したときには、希望日時にパソコンを入れる箱を持って宅配業者さんが来て、その場で梱包。そのまま発送するという流れで、送料もかからず廃棄することができました。メーカーによって多少違いがあるかと思いますが、参考までに。
荷ほどきに必要なもの
梱包の時に使ったものは、荷ほどきにも必要なものが多く、ダンボールに入れてしまっては困るものがあります。
・ゴミ袋
・軍手
・はさみ
・ガムテープ
・鍵
・引っ越し関係する書類
・雑巾
・筆記用具
以上のものは、さっと出せる手荷物に入れておきましょう。
一回分の着替え
新居が遠方で、ホテルを利用される方はもちろんですが、近距離でのお引越しの方でも、搬入が遅い時間になる場合もあるので、最低一回分の着替えを持っておきましょう。
また、赤ちゃんがいらっしゃるご家庭であれば、おむつも必要で、手荷物に入れておくこと必須。キャリーバック一個、赤ちゃん専用にしておむつと着替え、タオル数枚は準備されることをおすすめします。お子様の年齢に合わせて、おむつや着替えは用意しておきましょう。
飲料水や食料品
近距離での引っ越しされる方で、新居まで車での移動をされる方におすすめ。引越し前夜まで冷蔵庫に入ってたものや飲料水は、クーラーボックスに入れて新居へ運べば、搬入時に喉が渇いても安心です。特に、お子様がいるご家庭では、飲料水やお菓子類は用意しておく必要がありますね。引越中は、時間通りにお食事ができません。大人は我慢できますが、お子様はそうはいかないですよね。
また、冷蔵庫は搬入してからすぐは使えず、電源を入れてから約6時間ほどしてからの利用が理想的です。そういったこともあり、クーラーボックスは重宝します。
まとめ
引越しの時の手荷物は、ホテル泊まりではない人も、一泊旅行分の着替えや洗面道具等は用意すると、慌てて荷ほどきしなくて済みます。ぜひ実行してみてください。