千葉県市川市は、東京都に隣接する市です。今回は首都圏のベッドタウンとして発展している市川市に引っ越す方、引越しを検討している方に役立つ「子育て環境」や「高齢者の福祉制度」に関する情報をご紹介します。
引っ越してよかった市川市
市川市の西側には江戸川、中心部には真間川が流れ、文字通り川が身近にある街です。人口は令和3年10月現在491,411人。再開発プロジェクトが進み、都会的な街並みがありながらも豊かな自然に恵まれた街で、引越し先として人気があります。
市川市が引越し先として人気な理由
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東京都や千葉市へのアクセスが便利
市川市にはJRと都営地下鉄新宿線、東京メトロ東西線、京成電鉄、北総鉄道が乗り入れていて、全部で16の駅あります。東京23区以外で東京の地下鉄2社が乗り入れている自治体は市川市だけです。JR総武線快速であれば東京駅と市川駅間は約18分、市川駅と千葉駅間は約22分で行き来ができます。
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通勤通学にうれしい始発駅
市川市にある本八幡駅は都営新宿線の始発駅。そして妙典駅も東京メトロ東西線の始発駅です。通勤ラッシュ時も座って通勤や通学ができるのはかなり魅力的で、引越し先として人気なのも分かりますね。
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再開発が進み整備された街並み
市川駅や本八幡駅周辺は再開発事業により超高層マンションが林立しています。市川駅南口はペデストリアンデッキが整備され、美しい街並みです。
市川市の子育て環境
市川市には私立の小中学校、高校、大学があり文教地区と呼ばれます。公立の学校でもカリキュラムに特徴があるところもあり、校区指定で引越し先を探される方も多いといわれます。子育て中のご家庭の方に注目度の高い街ですよ。
保育園の数は？
市川市では保育施設等の入所申込みが毎月できます。入所を希望する方は、入所したい月の締切日を確認する必要です。うれしいことに令和3年4月時点で待機児童数は0。市川市に引越しした働くパパママに心強い街ですね。
・公立保育園 / 21園
・私立保育園 / 120園
・認定こども園 / 6園
・小規模保育事業所 / 46園
・家庭的保育事業 / 3園
※家庭的保育事業とは、市に認定を受けた家庭的保育者が保育を行う事業です。
・事業所内保育事業（地域型保育事業）
問い合わせ先：市川市 こども政策部 こども施設入園課 / 047-711-1785
幼稚園の数は？
市川市には市立と私立の幼稚園があります。大きく違う点は、市立の場合4歳児からで、私立の場合3歳児から通うことができるところです。
・市立幼稚園 / 6園
申請書配布期間：例年10月中旬ごろ
申請書受付期間・配布から約2週間後
提出先：各幼稚園
問い合わせ先：市川市 こども政策部 こども施設入園課 / 047-711-1785
・私立幼稚園 / 32園
私立幼稚園の申し込み方法は各園で違いがあり、申込書を配布するところもあれば、WEBからの入園申込のみのところもあります。希望する幼稚園に確認しましょう。
子育てナビ
市川市には幼稚園や保育園等探しの相談窓口「子育てナビ」が2ヶ所あります。引越しして市川市のことがわからない時に助かる窓口です。利用してみてはいかがでしょうか。
子育てナビ八幡：第1庁舎 2階 電話047-711-0135
子育てナビ行徳：行徳支所2階 電話047-359-1208
市川市の子ども医療費助成制度は？
市川市に住む0歳から中学校3年生までのお子さんは医療費の一部が助成されています。医療費助成を受けるためには、登録申請をして、「市川市子ども医療費助成受給券」を発行してもらう必要があります。引越ししたらすぐに申請しましょう。
入院 1日300円
通院 1回300円
調剤 無料
問い合わせ：こども政策部 こども福祉課 / 047-712-8539
ゆとろぎ相談員とライフカウンセラー
市川市の小学校と中学校にはライフカウンセラーが配置されています。小学校では「ゆとろぎ相談員」と呼ばれています。平成7年4月に導入された事業で、小学校6校、中学校4校でスタート。全国でいち早くライフカウンセラーの配備に動いた自治体として注目されました。平成11年にすべての小・中学校に配置されたとのこと。子どもたちの心に寄り添う環境が整い、安心感がありますね。
14のこども館
市川市には親子で楽しく遊べる「こども館」があります。その数も14ヶ所と多いので利用しやすいと評判です。乳幼児から中高生まで年齢に合った行事も催されているので、引越して友だちをつくりたい方や地域の情報をキャッチしたい方は行ってみるといいですね。
ファミリーサポートセンター
ファミリーサポートセンターは、子育ての手助けをする「協力会員」と子育ての手助けを求める「依頼会員」と子どもを預けることもあるが預かることもできる「両方会員」で構成される子育てサポートシステム。子どもの一時的なあずかりや、保育施設等への送迎がお願いできます。地域ぐるみで子育てを支えあう、心温かい街づくりを目指していることが伝わってきますね。
いちかわっこWEB
子育てを応援するWEBがあります。市川市の子育て環境が丸わかりのサイトです。引越ししたらまずはチェックしましょう。
いちかわっこWEB⇒ココ
高齢者がいきいきと暮らせる市川市
市川市は高齢者も安心していきいきと暮らせていける環境が整っています。
いきいきセンター
市川市には、高齢者の方が集まって、講座や同好会、サークルなどができるいきいきセンターという施設が13ヶ所設置されています。全てのいきいきセンターで、看護師さんによる健康相談も実施されていますよ。市川市に引越しして第二の人生をスタートさせた方、まずは訪ねてみませんか。
対象：市内に在住する60歳以上の方利用方法：施設を利用するには、最初に利用者登録が必要。お近くのいきいきセンターに保険証等の身分証明書を持っていけばすぐに登録が可能。
問い合わせ先：福祉部 地域支えあい課 / 047-712-8518
高齢者サポートセンター
高齢者サポートセンターは市内15ヶ所です。社会福祉士やケアマネジャー、保健師などの専門職員による支援が行われています。住まいの地区ごとセンターが分かれています。
問い合わせ先：福祉部 地域支えあい課 / 047-712-8518
敬老祝金
市川市では長寿の節目を迎えた高齢者の方に、長寿のお祝いとして敬老祝金が支給されています。
対象：80歳、88歳、99歳、100歳、101歳以上の方
支給額：80歳5,000円、88歳20,000円、99歳30,000円、100歳50,000円、101歳以上10,000円
問い合わせ先：福祉部 地域支えあい課 / 047-712-8518
【まとめ】市川市に引越しして困ったときは「いちかわ支え合いネット」へ
市川市に引越しして困ったときは市役所に尋ねましましょう。また、市川市には「いちかわ支え合いネット」という生活上のちょっとした困りごとが解決できるアプリがあります。便利なので市川市に引越しが決まったらダウンロードするといいですよ。
市川市役所/ 047-334-1111 午前8時45分から午後5時15分まで
休み：土曜日・日曜日・祝日・年末年始 （12月29日～1月3日）
いちかわ支え合いネット⇒ココ
