安城市は愛知県のほぼ中央部に位置。名古屋市への通勤圏に含まれていているところです。今回は、都市と田園が共存し快適な街とされる安城市に、引っ越した方、これから引越しを検討している方に役立つ子育てや高齢者向けの施策等にスポットを当てます。
人と自然が共生する健幸のまち「安城市」
安城市で進められているのは、住む人が多様な豊かさやしあわせを感じる街づくり。「健幸」のために様々な活動や施策が行なわれています。
日本のデンマークと呼ばれる街
安城市が日本のデンマークと呼ばれるようになったのは大正時代にさかのぼります。幕末・明治維新期にかけて測量し「明治用水」がつくられました。近代農業用水「明治用水」ができたことにより、農業が盛んにおこなわれ、農業以外にも養鶏や養蚕、果樹栽培など多角形農業が普及。それらが由来となり、ヨーロッパを代表する農業国のデンマークにちなんだとされています。
名古屋までのアクセスも◎
安城市は車や電車でのアクセスもよいところです。鉄道は「東海道新幹線」や「東海道本線」、「名鉄名古屋本線」、「名鉄西尾線」が通っています。JR東海道本線の新快速を利用すれば、安城駅から名古屋駅まで約22分。新幹線・三河安城駅はこだまが停車するので、名古屋駅まで約10分です。
「エコサイクルシティ」構想
電車や車のアクセス便利な安城市は、エコサイクルシティを目指す施策も活発です。街は二酸化炭素や大気を汚染する物質を排出しない自転車に着目。安全・快適に自転車を利用できる専用道路が整備されています。安城市内外の人は、無料でレンタサイクルが利用できます。
安城市でのショッピング
安城市にはショッピングモールや大手スーパーがあり、日常生活に必要な物は容易に揃う街です。2022年3月には大手デベロッパーによる大規模商業施設の開発構想が発表されました。ますます生活がしやすい街になっていきそうですね。
子どもたちを社会で豊かに育む街
安城市では子どもたちの健やかな成長を地域で支えていく街づくりが進められています。妊娠、出産、教育体制と様々な施策を構築し、子育て世代を支えている街です。
保育施設の数は？
働いているパパママが引越しして確認したいのは保育施設の状況ではないでしょうか。安城市では、新年度4月入園希望申し込みは例年9月頃広報「あんじょう」に入園申し込みの予定が掲載されます。年度途中から入園希望の方は、市役所保育課に尋ねてください。
保育園・認定こども園は、申込期間中ならオンラインでの申込みが可能となっています。その場合は、まず入園申込マニュアルをダウンロードしましょう。
私立幼稚園は各園への申し込みとなります。入園を希望する園に問い合わせてください。
認可公立保育園 / 8園
認可事業団保育園 / 10園
認可私立保育園 / 11園
公立認定こども園 / 5園
事業団認定こども園 / 4園
私立こども園 / 7園
私立幼稚園 / 6園
問い合わせ先：子育て健康部保育課入園係 / 0566-71-2228
放課後も安心「児童クラブ」
小学生のお子さんがいるパパママが気になるのが放課後のこと。安城市には「児童クラブ」があり、保護者が仕事などで昼間家庭にいない小学生に、遊びや生活の場が提供されています。土曜日や夏休みなど長期休業日も利用できます。
安城市内児童クラブ一覧表→ココ
子ども医療費の助成
安城市では子どもたちの「医療費保険診療分の自己負担額」が助成されています。助成を受けるためには「子ども医療費受給者証交付申請書」の発行が必要です。引越ししたらすぐに登録しましょう。
入院及び通院の医療費 / 0歳から中学生（0歳から満15歳に達した年度末まで）
入院のみの医療費 / 高校生世代（満18歳に達した年度末まで）
問い合わせ先：福祉部国保年金課医療係 / 0566－71－2232
あんじょうファミリーサポートセンター
子育ての手助けをして欲しい人と子育てのお手伝いをしたい人を結びつける支援です。
例えば、仕事で保育園や幼稚園等への送迎ができない場合の送迎やお子さんが軽度の病気のときの預かりもお願いできます。近くに頼れるご家族がいないパパママの強い味方となってくれるでしょう。
利用料金
平日の午前7時から午後7時→600円 / 時間
その他の曜日・時間帯→700円 / 時間
あんじょうファミリーサポートセンターの詳細→ココ
子育てをサポートする情報サイト「ママフレ」
安城市に住むパパママに役立つサイト「ママフレ」。妊娠・出産に関することや教育、そしてパパママの健康に関する情報も提供されています。安城市に引越ししたら、ぜひチェックしましょう。
「ママフレ」サイト→ココ
老後も安心！福祉が充実していると評判の安城市
安城市は財政が豊かで福祉関係の待遇が良いとされます。街は綺麗に整備されバリアフリーが行き届いているなど、環境が良く老後も生活がしやすいと評判です。
地域福祉活動が活発
安城市では、町内福祉委員会が地域福祉活動の中心となって「サロンなどのふれあい活動」、「介護教室等の活動」、「地域での見守り活動」などの施策が行なわれています。
たくさんの高齢者福祉サービス
安城市では、在宅で暮らす高齢者の自立生活を支援するために、数多くのサービスが実施されています。介護支援ベッドの貸与などといった「在宅生活支援サービス」だけでも10サービス以上。「外出・移動支援サービス」「ねたきり・認知症高齢者の家族支援サービス」なども数多くのサービスが充実しています。
また、情報サイトやパンフレットなども用意され、わかりやすく案内されています。高齢者がいるご家庭は、ぜひ安城市に引っ越したらアクセス及びダウンロードをおすすめします。
安城市介護・高齢者福祉総合情報サイト→ココ
高齢者福祉サービスの概要パンフレットダウンロード→ココ
問い合わせ先：高齢福祉課 / 0566-76-1111
免許返納したらあんくるバス
安城市には市が運営するコミュニティバスがあります。1回の乗車料金が100円と格安。しかも、運転免許証を返納した方は、返納日から2年分のあんくるバス無料乗車券がもらえます。また、後期高齢者医療被保険者証を提示することで、あんくるバスに無料で乗車できます。
あんくるバス詳細→ココ
問い合わせ先：市民生活部市民安全課市民安全 / 0566-71-2219
【まとめ】安城市に引越しして困ったときは？
商業施設や綺麗な公園もあり、住みやすい安城市。ご紹介したように市民が生活しやすい施策がたくさんです。もし、引越して困ったときは市役所に問い合わせましょう。
安城市役所
電話番号：0566-76-1111
【開庁時間】午前8時30分～午後5時15分
【閉庁日】 土曜日、日曜日、祝日、年末年始（12月29日～1月3日）
