堺市のごみ出しルールは、生活ごみ(燃えるごみ)のみ各戸収集で早朝6時までに出すという点が大きな特徴です。堺市に引越す予定の方に、堺市の家庭ごみのルールについて解説します。基本の出し方やごみに用いる袋の指定、粗大ごみなど、ごみ出しにまつわることをすべてまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。
堺市の家庭ごみ基本ルール
堺市では、6種類のごみを指定の曜日に出す方式です。出す場所と時間は、生活ごみのみ各戸収集で早朝6時までに出す必要があります。その他のごみは、決められた収集場所に、午前8時までに出すというルールです。
ごみ出しに使えるごみ袋は、他市のように有料の指定ごみ袋があるわけではありません。45リットル以下の無色透明または白色半透明の袋(レジ袋も可能)という特徴を持ったごみ袋なら、どれでも利用できます。
6種類のごみと収集の頻度は以下の通りです。
<ごみステーション収集のごみ>
- 生活ごみ(各戸前に午前6時までに出す、週2回)
- プラスチック製容器包装(指定の場所へ午前8時までに出す、週1回)
- 缶・びん(指定の場所へ午前8時までに出す、月2回)
- ペットボトル(指定の場所へ午前8時までに出す、月2回)
- 小型金属(指定の場所へ午前8時までに出す、月1回)
- 粗大ごみ(有料)、不燃小物類(無料)(申込制)
生活ごみは、木くずや紙類、布類も出せます。新聞・雑誌・段ボール・古布など、他市では別に収集されるごみも生活ごみとして週2回収集される点は便利と言えるでしょう。
小型金属は、鍋ややかんなどの取っ手部分を含まず30cm以下の調理器具、ハサミや包丁などの刃物、カセットボンベやスプレー缶が出せます。
小物金属を出す場合は、「金属」と貼り紙をした袋に入れて出します。刃物を出す場合は、危なくないように紙などで包み、袋には「金属キケン」と貼り紙をした袋に入れて出しましょう。スプレー缶は中身を使い切った後に「スプレー缶」の貼り紙をした袋に入れて出すようにします。
粗大ごみ・不燃小物類のごみ出しルールについては後述します。
堺市の粗大ごみ・不燃小物類ルール
分別ルールに関わらず、指定袋に入らないサイズ、あるいは大きいサイズのごみは、申込制かつ有料で粗大ごみとして出します。陶器などの不燃小物類も申込制ですが、こちらは無料で出すことができます。
粗大ごみは粗大ごみ受付センターに電話または、インターネットから申し込みます。基本的に、収集日は申込日の翌週になると考えてください。
粗大ごみの場合は、予約の際伝えられた金額分の粗大ごみ処理券を購入して粗大ごみに貼り付けます。粗大ごみ処理券の購入場所は、堺市内のスーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストア、ホームセンターなどです。
収集日当日は、朝9時までに玄関前などの指定された場所に出してください。
粗大ごみ・不燃小物類収集の連絡先
電話連絡での粗大ごみ収集・不燃小物類の申込先は以下の通りです。
・粗大ごみ受付センター
TEL:0120-00-8400(固定電話から)、06-6485-5048(携帯・IP電話から)
受付時間:月曜日から金曜日までの9:00~17:00(祝祭日も受付)
休日:土日・年末年始
インターネットでの申し込み受け付けは24時間無休で行っています。URLは以下の通りです。
・WEB予約フォーム(パソコン用)
・WEB予約フォーム(携帯電話、スマホ、タブレット用)
堺市で収集しないごみ
堺市では、収集しないごみとして、以下のものが定められています。
・排出禁止物(リサイクル家電4品目、パソコン、小型充電式電池など)
・店舗・事業所など事業活動に伴って出るごみ
・事業活動に伴って生じた廃棄物
また、引っ越しなどで一時的に多量に出るごみは、臨時ごみとして有料で引き取ってもらえます。堺市役所環境事業部に問い合わせましょう。(072-228-7429)
堺市のごみ出しルールを詳しく確認するには
堺市のごみ出し時、分別に迷うことがあれば、「資源とごみの出し方便利帳」というPDFファイルにアクセスして確認しましょう。また、堺市ではごみ分別アプリ「さんあ~る」を提供していますので、スマートフォンにインストールしておくと便利です。
資源とごみの出し方便利帳→ココ
さんあ~る→ココ
堺市のごみは出しやすいルール
堺市のごみ出しルールは、週2回の生活ごみは各戸前に出せ、新聞雑誌や段ボール類も出せる点が他市に比べて利便性が高くなっています。朝6時までに出さないといけませんが、仕事の都合などで無理な場合は、蓋つきのポリバケツに入れておくことも可能です。
その他のごみは、指定場所に出さなければいけないため、堺市に引っ越した後は、スムーズにごみ出しができるよう、ごみを出す場所は必ず確認しましょう。