引っ越しが福岡市に決まった人必読！ 暮らしに役立つごみのルール

福岡は、2020年5月に横浜、大阪、名古屋、札幌に続いて人口が160万人を超えた政令都市です。福岡市では、ごみ減量やリサイクルを積極的に取り組む「ごみのルール」が確立しています。福岡市に引っ越ししたら、そのルールを知り、気持ちよく新生活をスタートさせましょう。

福岡市のごみ出し基本ルール

画像引用元：福岡環境財団

福岡市の家庭ごみは、燃えるごみ、燃えないごみ、空きびん・ペットボトル、粗大ごみの4分別です。ここでは、ごみ出しの基本的なルールついてご紹介します。

福岡市には指定ごみ袋が「あります」

福岡市では、燃えるごみ、燃えないごみ、空きびん・ペットボトルを出すとき、それぞれの指定ごみ袋を使用しなくてはなりません。指定のごみ袋は、1袋10枚入りで福岡市内のスーパーやコンビニエンスストア、ホームセンター，ドラッグストアなど約1,600店で販売され、購入しやすい環境です。ごみの分別の判断に困った方は、福岡市の公式ホームページ内の「ごみの分け方検索」や「ごみの分け方一覧表」でわかりやく説明されているので、利用しましょう。

1袋あたりの販売価格　※令和2年5月現在

ごみを出す日

燃えるごみは週2回、燃えないごみと空きびん・ペットボトルは、それぞれ月1回です。ごみ出し日は住んでいる地域によって異なります。

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引用：福岡市ごみと資源の分け方出し方情報サイト

ごみを出す場所

家庭用のごみは、一戸建ての方は、家の前に出せるので楽ちん。マンションやアパートの方は、集合住宅で決められた場所が決められています。ごみ収集車が通れない住宅に住まれている方は、自治会等で決められた場所に出すことになります。

ごみを出す時間

福岡市は、夜間に収集されています。夜12時頃から収集が始まるということなので、遅くても夜12時までに出しましょう。

福岡市のリサイクルポリシー

福岡市のリサイクルポリシーは、「元気が持続する循環のまち・ふくおか」です。その取り組みの一つが、3R（スリーアール）といわれるもの。3Rとは、Reduce（ごみを減らすこと）、Reuse（繰り返し使うこと）、Recycle（資源を再利用すること）のことを指しているそうです。市民に、ごみを減らし、限りある資源を大切にする行動を呼びかけられているということですね。

例えば、福岡市の子ども会によって、各家庭から出た新聞紙やダンボールなどの資源回収が積極的に行われています。子ども会が資源回収から得た報奨金は、子どもたちの交流イベントなどに役立てられているので、「資源ごみは子ども会の回収日に出す」という家庭が多いようです。

資源ごみの月に一度の回収では待てない方は、市役所や区役所に回収ボックスが設置されているので利用するとよいでしょう。平日だけでなく土日祝日（年末年始のみ休み）も出せるので便利です。資源ごみをどこに出せばよいか不明な方は「資源物回収拠点検索」にアクセスすると簡単に探せます。家電リサイクル法対象品などの回収電気店も検索もでき便利です。

粗大ごみは「粗大ごみ受付センター」へ

家具やお布団などで，指定袋に入らないごみは、「粗大ごみ」に分類されます。出すときには、「粗大ごみ受付センター」への申し込みが必要です。重さや大きさ、品目によって料金が異なります。粗大ごみ受付センターでは、持ち出す場所、出す日とともに料金が案内されるので、収集前日までに料金分の「粗大ごみ処理券」の購入が必要です。「粗大ごみ処理券」は、300円と500円、1,000円の3種類があり、コンビニエンスストアなどで販売されています。

利用すると便利！

引っ越しで持ってきた荷物の中には、新居に入りきれなかった家具などが出てくる場合もあり、泣く泣く粗大ごみになってしまうこともありますね。ときにその粗大ごみを指定場所まで一人で持ち出せないということも。そんなときは、「持ち出しサービス（有料）」があるので利用しましょう。1回につき5個まで可能です。

まとめ）ごみに困ったときの調べ方・問い合わせ先

福岡市に引っ越して最初に買い物に出かけたとき、まずはごみ袋の購入をおすすめします。引っ越しの荷物を荷解きすると大量のごみが出ますよね。ごみ出しの曜日は、マンションなど集合住宅であれば掲示板に張ってあり、また仲介不動産さんからごみ出しのルールブックが渡されることも多いようです。福岡に引っ越しする前に知っておきたい方は、「福岡市ごみと資源の分け方出し方情報サイト」にアクセスすると詳しくわかりますよ。