新居に移る時に、お子様の成長に合わせた部屋づくりに目をむけてみませんか。今回は、使いやすい子ども部屋づくりのアイディアや準備しておくと良いグッズを紹介します。
学習机はからだに合った高さですか？
学習机には、高さを調節できるものとできないものがあります。どちらのタイプを使っていても、学習机には教科書や本など色々のっていたり、引き出しの中にもたくさんものが入っていたりとけっこうな重量。高さを調整したいと思っていても、なかなかできないのが現状のようです。
そのような背景からか、お客様から新居に移るタイミングで机の高さを調節したいという相談を受けます。もちろん、調節できるタイプの学習机であれば、新居に設置する際にスタッフがお手伝いしています。
■学習机の高さの計算方法
机の高さ ＝ ｛身長(cm)×0.25－1｝＋｛身長(cm)×0.183－1｝
イスの高さ ＝ 身長(cm)×0.25-1
学習机を高くするアイディア
高さを調整できないタイプの学習机だからと調整をあきらめていませんか。あきらめるのは早いですよ。引っ越しスタッフが現場で見た、工夫を凝らしたお客様のアイディアを紹介します。
■市販の「継ぎ脚」を利用する方法
4脚タイプの机に使える方法です。脚の大きさによって種類も豊富に市販されています。ホームセンターやネット、100円均一のお店で購入が可能。4～７cmとアップできます。引っ越しスタッフが新居で机を設置する時に、「継ぎ脚」上に置けば完了です。
■ツーバイフォー木材を利用する方法
2脚タイプの学習机に使える方法です。ホームセンターでツーバイフォーの木材を机の脚の底面の長さにカットしてもらいます。新居で机を設置する時にスタッフがその上にのせればOK。ただ、板の上に置くだけではズレてくる心配があるため、金具で木材をL型やコ型に組んでその上にのせるお客様もいらっしゃいました。流行りのDIYで、引っ越し前に頑張ってつくってみるのもいいですね。
ツーバイフォーの木材には、ニスが塗ってあるものや白い塗装がすでにされているものもあり、見た目もきれいです。ちなみに2×4とは、2インチ×4インチということ。1インチが1.8cmなので、2×4の角材を使えば机が3.8cm高くなるということですね。
■ピアノの防音ゴム板
アップライトピアノ用につくられている合板と特殊ゴムで出来ている防音ゴム板が販売されています。高さが2.5cm位あり、表面がゴム製なので机がずれる心配がなく、机の高さ調整にも使える便利な板です。
事前購入おすすめ！床板を守るマット
学習机用カーペットやジョイントマットを新居用に準備しておきませんか。イスが床板を傷つけることを防ぎ、集合住宅であれば下の階の人への音の配慮としておすすめです。新居へ移る前に用意しておけば、引越しスタッフが用意されたマットの上に机を置きます。落ち着いてからと思わず、力持ち引っ越しスタッフがいる時に敷いておきましょう。
ベッドも見直して収納スペースをプラス
お子様の成長と共に本やアルバム、洋服など物が増えてきますね。「収納スペースがたくさんあるといいなあ」という思いはお母様方の共通認識です。そのような思いをされていた、あるお客様が引越しのタイミングでみせたナイスなアイディア。それは、今まで使っていたベッドを高くして、ベッド下に収納スペースをつくられていました。もちろん引き出し付のベッドは販売されていますが、今まで使っていたベッドを有効利用するという素敵な思いつきです。学習机と同様、ホームセンターやネットでベッド用の「継ぎ脚」が販売されています。引越し前にベッドの脚サイズを確認し準備。引越しスタッフが新居でベッドを設置する時に用意された「継ぎ脚」の上にセットします。新居がより広く使えるナイスなアイディアですね。
過ごしやすい子ども部屋にしよう！
小さいお子様がいる家庭では、安全性を重視した子ども部屋づくりを。また、机に向かって勉強をする年齢のお子様がいる家庭では、勉強に集中ができる部屋の環境づくりが大切ですね。引っ越しは、子ども部屋を見直すグッドタイミング。素敵な子ども部屋づくりをしてみませんか。
