引越し先の防災関連情報は確認済みですか?今回は、引越すタイミングで確認しておきたい防災グッズの再点検と、新居で改めて確認しておきたい防災情報について説明します。
早めにチェックしておきたい引越し先の防災関連情報
災害は、いつ発生するか分かりません。新居に引越してきた日に、地震や火事に見舞われる可能性があります。引越し前は何かと忙しい時期ですが、新居の防災関連情報については、引越す前にひと通り確認しておきましょう。
もう確認しましたか?新居と周辺の防災情報
引越し先で確認しておきたい防災情報は以下の通りです。
・新居の建物自体に設けられた非常口
・新居の外へ出るまでの避難経路
・新居が賃貸物件の場合、災害用の備蓄食料などの有無
・新居の消化器の位置と使い方
・新居から避難所への経路
ひとつひとつ順番に確認していきましょう。
【新居の建物自体に設けられた非常口】
新居が賃貸物件、特に大規模マンションの場合は、非常口の場所をしっかり確認しておきましょう。複数の非常口を確認しておくと安心です。
【新居の外へ出るまでの避難経路】
非常口が分かれば、建物の外へ出るまでの避難経路もおおまかに決まるかもしれませんが、念のため確認しておきましょう。エレベーターは利用できません。引越し直後に、一度は実際の避難経路を通り、どの程度時間がかかるものかチェックしておくことをおすすめします。
【新居が賃貸物件の場合、災害用の備蓄品などの有無】
新居が賃貸物件、特に大規模マンションの場合は、自治体で災害用の備蓄食料などが用意されていることがあります。備蓄品に何があるのかを確認しておき、足りないものを補う形で自宅の防災グッズをそろえていくと良いでしょう。
【新居の消化器の位置と使い方】
火事は、初期消火できるかどうかが重要なポイントです。そのため、消化器がどこにあるのかを知っておき、使い方も確認してください。また、必要に応じて消化器を購入して火事に備えましょう。
【新居から避難所への経路】
もう一つ忘れてならないことは、新居から避難所への避難経路です。新居から建物の外に出た後、そのまま地区で定められた避難所へ向かってみましょう。実際に自分の目と体で確認しておくと、いざというときもすぐに行動できます。
引越しは防災グッズの中身を見直すいい機会
新しい住まいに引越すときは、防災グッズを再点検したり、新居周辺の防災情報をひと通り確認したりするなど、防災関連の見直しをするいい機会です。旧居で防災グッズを見直して、賞味期限が近い食品・飲料水は消費してしまって、新居に移った後に新しく買い直すと荷物の削減にもなります。
見直しておきたい防災グッズは、主に食品関係です。引越し前に食品はすべて消費して、新居で新しい食品をそろえるようにしてはいかがでしょうか。懐中電灯や防災用ラジオ電池が切れていないかどうかも確認し、必要であれば電池を交換してください。
また、防災グッズは最新のものが常に新規発売されていますので、最新の防災グッズをチェックしておくこともおすすめします。多機能で優れた防災グッズをいくつか紹介しましょう。
【ストロー型浄水器Mizu-Q】
100リットルの水を浄化できるストロー型浄水器。魚が暮らせる淡水なら、飲める水にできる優れもの。
【ダイナモ多機能ライト】
手回し式の充電ができる多機能ライト。スマホなどへの充電もでき、ラジオ・サイレン機能も。
新居でもいざという時にすぐ避難できるように備えよう
引越し前後の防災について、避難経路の点検や防災グッズの見直しに関する情報を紹介しました。いつ災害が発生するかは予測できません。だからこそ、入居した日には避難経路が分かっていて、新しい防災グッズもそろっている状態にするよう、予定をしっかり立てておいてくださいね。