引越しのタスクはたくさんあるけれど、メインは何と言っても荷造りです。荷造りの成功・失敗は引越し自体の成功・失敗に直結!今回は、引越し経験者の声から、引っ越しを大成功させる荷造りはどうすればいいのかについて解説します。計画的に荷造りを進めて、引越しを成功させましょう!
これは大失敗……引越しの失敗あるある3選
まずは、引越しでよくありがちな失敗あるあるを3エピソードご紹介します。失敗エピソードからの教訓を生かして、自分は失敗しないようにしましょう。
■段ボールが重くて持てない!
荷造りしやすい本やDVDなどから荷造りしました。そのとき、ひとまとめにした方が分かりやすいかなと思って、大きな箱に本を詰めていたんですよね。でも、詰めた後、いざ持ち上げようとすると全然持てなくて…。無理をするとぎっくり腰になりそうなぐらいでした。本の場合、問題なく持ち運びできる重さにするためには、小さめの段ボールを選ばないといけませんね。あれは大失敗でした。
東京 I.O
段ボールの大きさと、中に入れるものの重さには注意しましょう!自分が持てない重さの段ボールを作ってはいけません。小さい段ボールでも、本をぎっしり詰めるとかなり重くなりますので、自分で運べそうにないなと思ったら、あまりぎちぎちに詰めないような工夫も必要です。
■コート類がとにかくかさばる!ハンガーボックスの存在を知らなかった
コートは、ファッションに合わせて何種類か持っています。結構かさばるので、大きめの段ボールにまとめて詰めました。家族の分も合わせると、一番大きい箱で5箱になり、かなりの量に。段ボールに詰めた後から「ハンガーボックス」の存在を知って愕然としました。段ボールに詰める手間もなくそのまま運べることを最初から知っておきたかったです。
京都Y.U
アーク引越センターでは、ハンガーにかかった衣類をハンガーボックスでお運びできます。コートやスーツなどかさばる衣類は、ぜひハンガーボックスを利用してみてください。荷造りしなくていい衣類があるだけで、荷造りだけでなく新居での荷解きもスムーズにいきますよ。
■どこに何を入れたかわからない…!
とにかく時間がなかったので、引越し1週間前になって必死に荷造りをしました。特に何も考えず、1部屋ずつ必死になって段ボールに入れて…とやっていたんですね。そして、段ボールに何を入れたのかなどを書かずにいたのですが、荷解きのときすごく困りました。何を入れているかはきちんと書いておかないといけませんね。
長崎N.H
段ボールを開けなくても、どこに何を入れたのかが分かるようになっていないと、新居に段ボールを運んでもらったときにも、どの部屋にどの段ボールを置いてもらえばいいのかの指示が出せません。
段ボールには、詰めた物品はもちろん、どの部屋に置くかまでを「段ボールの側面」に書いておくと、引越しの作業員さんに運んでもらうときも楽になります。
引越しの荷造り成功の秘訣9つのポイント
引越しの荷造り成功の秘訣を9つのポイントにまとめました。これらを守って荷造りを進めていくと、引越し後も楽になりますので、ぜひお試しください。
1.重くてかさばる本や食器は小さい段ボールに
2.衣類などかさはあるが軽いものは大きい段ボールに
3.コート類、スーツなどは「ハンガーボックス」を活用
4.重いものを入れる段ボールの底には、ガムテープを十字型に貼ることで底抜け防止
5.段ボールの側面には「入っている品名」「運び入れる新居の部屋名」を記載
6.引越し後すぐに必要となる食器類などは「すぐに使うもの」用の段ボールへ
7.荷造りは2週間前から、季節外れのものから順番に詰めていこう
8.割れ物などを包む緩衝材は早めに調達
9.荷造りが終わらないと余計な出費に…!計画的に荷造りを済ませよう
これらの内容を確認しながら荷造りを進めていきましょう。
引越しの荷造りは新居での荷解きを考えておこう
引越しの荷造りで重要なポイントは、「引越し後の荷解きを楽にするにはどうすればよいか」を考えながら進めることです。段ボールの側面に中身を書くことや、引越し後すぐに使うものをまとめておくことも、引越し後の作業をスムーズに進めるために必要です。引越しを無事成功させるために、ぜひ荷造りのポイントを知り、早めに準備を進めましょう。