引っ越しの作業として大半を占める荷造り。でも、引っ越し当日に間に合わなかった、なんていう失敗も…。そうならないための荷造りテクをご紹介します。
荷造りは計画的に進めよう!計画表を作る
荷造りが間に合わない原因は、事前の計画がしっかりと立てられているかどうかにも大きく左右されます。まずは、荷造りの計画表を作ってしまいましょう。
何日前から作業に着手するか、この日はどの部分の荷造りをするかを明確にすることで、荷造りが間に合いそうかどうかも含めてある程度予測が立ちます。日ごろ仕事などが忙しくて休日にしか荷造りができない、という場合は、特にしっかりとした計画が必要です。引っ越し当日までに間に合いそうにないと判明したら、プロにお願いするという選択肢も視野に入れなくてはなりません。
では、具体的に計画を立てる際に知っておくと良い情報を説明しますね。
荷造りする部分をブロック分けする
最初に、荷造りする部分をブロック分けしていきます。数部屋ある場合は、部屋割りをした後、さらに部屋の中にあるクローゼットや本棚など、荷物の多い場所を中心としてブロック分けしていきましょう。
この時、何箱ぐらいの段ボールが必要かも見積もっておきます。多くの場合、引っ越し業者からもらう段ボールが足りなくなり、後から調達の必要が出てきますので、どれぐらい追加の段ボールが必要かを、だいたいでいいので考えておきます。
段ボールがたくさん必要なブロックは、それだけ時間もかかりますので荷造りの時間は余裕を見て計画してください。
荷造りにかかる日数と着手時期
あるアンケートによると、荷造りにかかる日数の平均は6日間だそうです。家族世帯の場合は8日間、独身世帯の場合は5日間が作業時間の平均ですので、休日を中心としてしっかり確保しておきましょう。
また、荷造りに着手する時期ですが、家族世帯の場合は1ヵ月前から、独身世帯の場合は2週間前から、という世帯が多い傾向にあります。もちろん独身世帯でも荷物の多い場合はありますので以外には言えませんが、だいたいの目安として押さえておきましょう。
引っ越しに必要となる段ボール数の平均は、家族世帯で45個、独身世帯では20個です。この個数をそれぞれ必要な日数分で割ると、家族世帯は1日でだいたい段ボール6個分がノルマになります。独身世帯の場合は1日でだいたい4個ですね。
荷造りの順番は使う頻度の低いものから
実際に荷造りをしていく順番も、計画にはしっかりと盛り込みます。基本は、「あまり使わないもの」「オフシーズンの衣類・食器・家電」といったものから順番に詰めていき、日常使用しているものは引っ越し当日に梱包しましょう。
こうしてできた計画表の通りに、まずは1日梱包をしてみます。そして、自分が最初に見積もっていた段ボールの個数と、実際に梱包した段ボールの個数に差が出れば、その差を他の部分の見積もりにも反映させてください。思ったよりも段ボールの数が多くなってしまったら、計画を練り直す必要があります。
このように、計画表を最初の荷造り日に見直すことで、より正確に荷造りの計画が立てられ、当日まで荷造りが終わらない、というリスクを抑えられるでしょう。
間に合いそうになければ我々引っ越し業者にお任せを
計画表を作成した時点で荷造りが当日まで終わりそうにない予感がするなら、早めの決断で「梱包の一部をプロにお任せ」にすることも考えた方がいいでしょう。
引っ越し当日になって梱包が終わっていない場合、引っ越し料金追加で梱包の支援をお願いしなければなりません。当日になって慌てないために、まずは荷造りの計画をしっかり立ててくださいね。
荷造りを間に合わせるには計画を立てて見通しをはっきりさせる
荷造りを間に合わせるためのテクニックについて説明しました。荷造りの計画を立て、一度その計画通りに実践した後にその計画を見直すことがポイントです。荷造りにかかる日数などを参考にして、荷造りを上手に進めていってくださいね。