新居に着いたらすぐに必要になるものがあります。普通に梱包しておくと後が大変。今回はファミリー向けにすぐ使うものをご紹介します。
すぐ開けるものを入れておくのはボックスorスーツケース
荷造りしているとき、ダンボールには何が入っているのかきちんと書いているので、新居ではすぐに見つけられると思いがち。しかし、新しい住まいには同じ形のダンボールが山積み。中に入ってものを書いた部分が重なってしまい、見えないということがあります。そういったことからすぐに使いたものは、自分で抱えられるサイズのダンボー ルに入れて、お客様自身が持ち運びされると、新居での開梱がスムーズに進みます。
すぐ開けるボックスをお客様自身が持ち運びされることをおすすめします。その理由は、ひっこしのトラックにのせてしまうと分からなくなる可能性があるからです。遠方に引越しのお客様は、持ち運びが便利なようにダンボールでなくキャスター付きのスーツケースに入れて管理されるとよいでしょう。先に荷物が新居に着き、搬入準備が進められてしまうとダンボール探しに四苦八苦するかもしれません。もちろん、近隣にひっこしする場合であっても自分で管理できるスーツケースは、便利ですよ。
トイレットペーパー&タオル
新居に着いたら速攻トイレに行って、トイレットペーパーをセットしましょう。余談になりますが、トイレットペーパーは水に溶けやすい繊維で、流れやすくつくられていす。一方ティッシュペーパーは、繊維が複雑で水に溶けにくい性質です。トイレに流してしまったら詰まってしまう可能性があります。せっかくの新居でトイレを詰まらせてしまっては、困りますね。普通のティッシュペーパーで代用が効かないので、すぐに使うボックスの中にトイレットペーパーは入れておきましょう。
併せて、トイレのタオルもご用意も。トイレに行ったときに手を拭くものがなければ、水滴をとばしたり、壁が汚れたり床が濡れたりしまいます。新居についたらすぐにトイレにこの2つをセットすることをお忘れなく。
荷ほどきグッズ
カッター/ハサミ/ガムテープ/軍手/ドライバー/マジック/ボールペン/メモ紙/雑巾/ゴミ袋
新居では次々に荷ほどきをしなくてはなりません。ダンボールを開けるときや家具を設置するときにピックアップした道具は、すぐ使うものです。あるないとでは、荷ほどきの効率に違いがありますよ。
おむつ&おしりふき
まだおむつをされているお子さまいらっしゃるご家庭は、最低一日分は用意しておきます。「足りない」「どこだ、ない」となってしまっても搬入中は買い物にもいけませんよ。
軽食&おかし&水
引越は完了予定時間が過ぎても終わらないことがしばしばあります。大人は我慢ができますが、お子さんたちはそうはいきませんね。パンやおかしなど、軽食の用意は必要です。もちろん飲み物も必要で、ミルクを飲まれる赤ちゃんがいらっしゃるご家庭は、お湯の準備もお忘れなく。
1~2泊旅行分の衣類
もし、荷ほどきができなかったときのことも考え、1~2泊旅行分の下着や服などもすぐ開けるダンボールやスーツケースに入れておきましょう。荷ほどきが済んでなくても着替えができる安心できます。
子どもたちもリュックで引越し
小さいお子さんは、おむつ類や一回分の服、下着をはじめ、おかしと飲み物は一式リュックに入れて、持たせておくと便利です。もちろんお気に入りのおもちゃも入れてあげておけば、おもちゃ類が入ったダンボールの荷ほどきが済むまで機嫌よく遊んでくれるのではないでしょうか。忙しい引越しの間、お子さんが飽きることなく過ごせること、ファミリーのお引越しの場合は考えておかなくてはならないことなんです。
過去の例からアイディアを参考までに紹介します。リュックの中に初めて食べるお菓子や初めて見る絵本、初めて見るおもちゃを入れているお客様がいらっしゃいました。初めてづくしで、引越しの時間をお子さんが飽きずに過ごせるよう考えられた、苦肉の策。お母様が考えられたよいアイディアだと思いました。
クーラーボックス
すぐ使うものとしてクーラーボックスがあると便利です。近場のお引越しで、自分の車で新居に移動されるお客様は、クーラーボクスをご用意されています。夏場は特に水分が必要です。クーラーボックスに飲み物や食べものを入れておくと冷たい飲み物が食べたり飲めたりします。冷蔵庫は中が冷えるまで、食べ物を入れることは控えた方がよいので、クーラーボックスがあると何かと便利ではないでしょうか。
まとめ
すぐに使うものは、逆を言えば最後まで使うものでもあります。今回紹介した以外の物でも、最後まで使ったものは、新居でも必要と考えておくと良いかも。かさばらないものであれば、手持ちのバックに入れておくのもいいかもしれませんね。ぜひ自分が管理しやすい方法、持ち運びがしやすい方法ですぐ開けるボックスをご準備ください。