今回は愛知県豊田市に引越しされた方に落ち着いたら出かけていただきたい、住んでいるからこそ何度でも訪れやすいスポットをピックアップ。誰もが親しみやすい公の施設を中心にご紹介します。
豊田市の憩いの場＆おすすめ公共施設
豊田市は愛知県のほぼ中央に位置しています。面積は広大で、愛知県全体の17.8％を占めるとされています。「クルマのまち」として知られる豊田市の魅力ある憩いの場をご紹介します。
8つのテーマで訪れる人を心潤わせる西山公園
西山公園は、四季折々の花と緑に囲まれた都市緑化植物園です。590平方メートルの敷地内に8つのテーマガーデンを組み合わせて構成。各々の機能や特色の提案が行なわれ、訪れると四季の移り変わりを肌で感じことができます。専門家による花と緑の相談や定期的に各種園芸講座なども開催されていて、自然派にぴったりの場所です。
【住所】豊田市西山町5-1
【利用料金】無料
【公式ホームページ】豊田市公式ホームページ
市民の思いから復元された戦国の山城「城跡公園足助城」
足助城は、豊田市足助町で新しいまちづくりのために、平成元年度から町民との懇談会やアンケート調査を実施。足助城の再建を望む意見が多く出されたことから整備し造られました。
城跡公園足助城は広く、ちょっとしたハイキングコース。標高301ｍの本丸からは、足助の町並みや信州と美濃への街道、岡崎・名古屋への街道を望むことができます。歴史好きの方は興味が掻き立てられるのではないでしょうか。
【住所】愛知県豊田市足助町須沢39-2
【利用料金】大人/300円 高校生/100円 中学生以下の子供と障がい者は無料
【公式ホームページ】城跡公園 足助城
自然豊かな平戸橋公園の一角にある豊田市民芸館
豊田市民芸館は、古陶磁研究家、豊田市名誉市民でもある本多静雄氏が豊田市へ寄贈した施設です。豊田市では第1民芸館や茶室勘桜亭、旧井上家住宅西洋館など次々と整備し市民の憩いの場をつくりました。
現在、豊田市民芸館は愛知県唯一の民芸館です。特別展や講座を開催し、民芸品の調査や研究、普及活動が進められています。緑もいっぱいで飽きることなく訪れやすいスポットです。
【住所】愛知県豊田市平戸橋町波岩86-100
【利用料金】無料（ただし特別展は有料）
【公式ホームページ】豊田市民芸館
豊田市のおすすめ散歩道
豊田市には豊かな森林があり、また近代美術館や豊田スタジアム、歴史的建造物などが立ち並ぶなどバラエティに富んだ街です。ここでは何度でも足を運べるおすすめの散策エリアをご紹介します。
街並みを楽しみながら散策するなら豊田市の文化ゾーン
豊田市美術館と豊田市民文化会館を結ぶ道は、枝下緑道もあり街並みが美しくぶらりと歩くのにはおすすめです。このエリアは豊田市の文化ゾーンと呼ばれていて、新しい時代に合った歴史継承、文化創造の拠点の整備が進められています。
【住所】愛知県豊田市小坂本町付近
【利用料金】無料
【公式ホームページ】-
足助のおすすめは美しい小路のマンリン小路
足助の町並みは、戦国時代には原型が形成されました。現在の町並みは、安永4年大火災の後、防火を意図してつくられたとされます。正式には宗恩寺の参道で、宗恩寺道ですが小路の入り口に「マンリン書店」があることから「マンリン小路」と呼ばれるようになったとのこと。漆喰で軒先まで塗り固めた塗籠造りの町家の間をてくてくと歩いてみませんか。江戸時代にタイムスリップしたかのような錯覚になるかも。
【住所】豊田市足助町新町
【利用料金】無料
挙母神社の門前商店街「桜町本通り商店街」
桜町本通り商店街は、名鉄豊田駅や豊田市役所からすぐ近くにあって、おしゃれなカフェなどもあり散策にぴったりです。挙母(ころも)神社の参道にあり豊田市で一番古い商店街とされています。
注目したいのが、挙母神社で毎月八日に行われる朝市です。八日市と呼ばれ、商店街でもイベントなどが催されます。
【住所】豊田市桜町
【利用料金】-
【公式ホームページ】桜町本通り商店街振興組合
豊田市の四季折々の名所
豊田市の季節が楽しめるスポットをご紹介します。
約400本の桜が咲く水源公園
水源公園は矢作川沿いに広がる公園。冬は多くの水鳥が集まる野鳥の宝庫で、春は約400本の桜が咲くお花見スポットです。堤防の両側に桜が植えられていて「桜のトンネル」を楽しむことができ、園内の芝生広場ではレジャーシートをひいてお弁当を食べたりすることもできます。
【住所】豊田市水源町
【利用料金】無料
【公式ホームページ】一般社団法人ツーリズムとよた
夏の風物詩小渡夢かけ風鈴
「小渡夢かけ風鈴」は、豊田市小渡町（おどちょう）で2003年から始まりました。夏休みシーズンに行なわれていて、住宅や商店の軒先につるされる風鈴は7000個を超えるとされます。町中に響く涼やかな風鈴の音はきびしい暑さを癒します。
風鈴寺(増福寺)では、風鈴の短冊に願い事を書く「奉納風鈴」や「写経体験」、「坐禅体験」が行われ、小渡商店街ではイベントも開催されます。
【住所】豊田市小渡町寺ノ下18-19風鈴寺(増福寺)
【利用料金】無料
【公式ホームページ】増福寺
蓮の花と赤い電車のコラボが人気
名鉄竹村駅近くの数百メートルの休耕田はハス田となり、6月中旬から下旬にはハスの花が見ごろとなります。竹村駅北側には早咲きの「ミセススローカム」が少しだけ早く咲きます。名鉄の赤い電車とハスを一緒に撮影するのが人気です。
豊田市寺部町にある隨應院もハスの隠れ名所。約350品種・約400鉢のハスが植えられています。
【住所】愛知県豊田市竹町宮下16（竹村駅）
【利用料金】無料
【公式ホームページ】一般社団法人ツーリズムとよた
豊田市を散策してのんびり時間を楽しもう
今回は「豊田市に住んでいるからこそ行ける」視点で絞り込んだスポットをご紹介しました。豊田市は都市機能が充実し、加えて歴史的な情緒や自然豊かさが満喫できるところがいっぱいです。引越しが落ち着いたら今回の記事を参考にして何度となく足を運んでお楽しみください。
