登米市は、2005年(平成17年)に登米郡8町と本吉郡津山町の合併によって誕生した街です。今回は登米市に引越しされた方に落ち着いたら出かけていただきたい、住んでいるからこそ何度でも訪れやすいスポットをご紹介します。
登米市の憩いの場&おすすめ公共施設
水資源に恵まれていることから「水の里」と呼ばれている登米市。ここでは自然豊かな登米市の、お手頃価格でのんびりと過ごせる施設をご紹介します。
江戸時代の暮らしぶりがわかる登米市歴史博物館
出典:登米市公式ホームページ
登米市に引っ越したなら、街の歴史を知りたいですよね。そこでおすすめなのが登米市歴史博物館です。
ここでは幕藩体制時代の暮らしぶりがわかります。当時、仙台米は江戸の3分の1をまかなったとされていて、登米市エリアは仙台米の重要な流通拠点だったのです。また、敷地内には初代・亘理宗根が伊達政宗の子供だった説もある亘理家の邸宅跡もあり、庭園が整備されていて、樹齢300~350年とされる赤松は必見です。
【住所】登米市迫町佐沼字内町63-20
【利用料金】無料
【公式ホームページ】登米市歴史博物館
現代アートの世界が広がる・サトウ・アート・ミュージアム
出典:登米市公式ホームページ
登米市出身の造形作家佐藤達氏のミュージアムです。佐藤達氏の絵画やレリーフ、版画、彫刻などの作品はもちろんのこと、佐藤達氏がパリ滞在で出会った仲間の作品も展示。これらのすばらしい作品を身近に感じることができます。ミュージアムは廃校となった小学校の建物の中にあり、外と中のギャップが面白みを感じさせます。
【住所】登米市中田町上沼字舘43
【利用料金】無料
【公式ホームページ】サトル・サトウ・アート・ミュージアム
柳津虚空蔵尊の七不思議巡り
柳津虚空蔵尊は、日本三大虚空蔵尊の一つとされています。境内は見どころがたくさんあり、涙をこぼす雫の桜や一夜にして虚空蔵尊が松をまげたといわれる一夜の松など、「虚空蔵尊七不思議」と呼ばれているものがあります。春は桜、秋は紅葉など四季折々の自然も楽しめるところです。
【住所】登米市津山町柳津字大柳津63番地
【利用料金】-
【公式ホームページ】柳津虚空蔵尊
登米市のおすすめ散歩道
ここでは何度でも足を運びたくなる、おすすめの散策エリアをご紹介します。
石ノ森章太郎ゆかりの小路
出典:登米市公式ホームページ
市内には、石ノ森章太郎氏にゆかりのものが多数残っています。石ノ森章太郎歴史の小路と呼ばれるところには、生家やふるさと記念館、そして「佐武と市捕物控」のモデルとなった思い出の小路があります。石森地区の通りには、石ノ森氏の作品、仮面ライダーやサイボーグ009、ロボコンなどキャラクターオブジェがあり楽しい散策時間が過ごせます。
【住所】登米市中田町
【利用料金】-
【公式ホームページ】石ノ森章太郎ふるさと記念館
風情ある武家屋敷通り
登米市には江戸時代から明治時代にかけての建物が多く残されていて、風情ある街並みを散策できます。中でもおすすめは武家屋敷通り。立派な門構えの建物があり、城下町の面影を感じ取ることができます。「春蘭亭」は無料の休憩所として利用ができます。
【住所】登米市登米町寺池桜小路
【利用料金】-
【公式ホームページ】登米市公式ホームページ
市内10か所ある道の駅巡り
引っ越ししたばかりのときは登米市の美味しいもの、特産品のことなどが、わからないのではないでしょうか。そんなときは道の駅に行ってみましょう。登米市の特産物が購入できる道の駅は、市内になんと10箇所もあります。巡っていると、登米市の特産品にはどの様なものがばっちりわかると思います。ぜひ道の駅を巡って新鮮でおいしい食材を購入してみてください。
【住所】登米市内
【利用料金】-
【公式ホームページ】登米市公式ホームページ
登米市の四季折々の名所
登米市の季節が楽しめるスポットをご紹介します。
桜のトンネルみなみかた千本桜
登米市にはいくつか桜の名所がありますが、おすすめは「みなみかたの千本桜」です。南方町高石地区から梶沼地区まで約6 km、約1,000本のソメイヨシノが桜並木をつくっています。満開の時期もいいですが、そよ風に舞う花吹雪がみれる散り際が一層いいと評判です。
【住所】登米市南方町大袋堤防
【利用料金】無料
【公式ホームページ】登米市公式ホームページ
広大な田園に咲く彼岸花
その年の無病息災や五穀豊穣を祈願する「風追祭」が行われる米山町エリア。美味しいお米が育まれている広大な田園が広がっていています。そこでは数年前から田んぼの中を通る用水路の土手に彼岸花が群生し、美しい風景がみられるようになっているそうです。秋の晴れ間に訪れてみてはいかがでしょうか。
【住所】登米市米山町エリア
【利用料金】無料
【公式ホームページ】登米市公式ホームページ
登米市の夏の風物詩蓮
登米市には、モネの絵画を彷彿させる蓮を見ることができる場所がいくつかあります。有名なところでいえば、船に乗って蓮を見られる沼「伊豆沼」、「長沼」でしょうか。穴場なのは「海上連親水公園」の蓮。船はありませんが、周囲約1.2㎞の池一面に咲き揃う風景は見事。登米市の夏の風物詩です。
【住所】登米市石越町東郷蕪木78
【利用料金】無料
【公式ホームページ】登米市公式ホームページ
登米市を散策してのんびり時間を楽しもう
今回は「登米市に住んでいるからこそ行ける」視点で絞り込んだスポットをご紹介しました。リーズナブルに利用できる施設も充実していますね。ぜひ、引越しが落ち着いたら今回の記事を参考にして足を運んでお楽しみください。