支社への転勤などで仙台への引越しが決まったけど、どこに住むか悩んでいませんか?仙台市内5区の特徴や交通アクセスについてまとめましたので、住まい探しの参考にしてくださいね。
仙台市と引越し先におすすめしたい区の特徴
仙台市は2015年時点で人口総数1,082,159人の政令指定都市で、「杜の都」との愛称で呼ばれる自然の美しい東北地方最大の都市です。大阪や福岡、広島と並んで大企業の支社が多いことも特徴で、年度の変わり目となる4月・5月は転出する人と転入する人が同じぐらい大きく移動します。市内には5つの区がありますので、おすすめ順に紹介しましょう。
【青葉区】
仙台の中心地になる区で、青葉城の城下町として昔から栄えてきたエリアです。東西に長い区をJR仙山線が通り、JR仙台駅から地下鉄も走っています。ビジネス街・繁華街・住宅街と揃っていることから、学生や単身赴任など単身者向けワンルームの物件が多いことも特徴です。仙台市内の中では家賃相場は高めですが、交通の便が良く暮らしやすさを感じる人が多くいます。。
【太白区】
青葉区の南側に位置する区で、青葉区・泉区・宮城野区など仙台市の中心街に働きに行く人が多く見られるため、昼間人口よりも夜間人口が多いベッドタウンです。スーパーなど生活しやすい環境が整っている点と、比較的家賃が安いことから、ファミリー層が暮らしやすい条件がそろっています。
【泉区】
青葉区の北側に位置する泉区は、仙台市営地下鉄と泉中央駅バスターミナルの発達によって、都市圏を形成しているエリアです。区内には、Jリーグ・ベガルタ仙台のホームグラウンド・ユアテックスタジアム仙台もあり、試合の時には大きな賑わいも見せます。澄みやすさの面では、地下鉄沿線以外では車がある方が便利ですが、スーパーなど生活環境は整っていて、子育て世代も多く見られる区です。
【若林区】
区の東側には仙台湾が広がり、区の中心部を通る仙台バイパスより西側が住宅地、左側は農業の盛んな地帯となっています。青葉区に隣接している西側エリアはベッドタウンとして発達。伊達政宗が晩年を過ごした土地でもあり、歴史のある建物を見ることもできます。大学が多いため、学生も多いエリアです。
【宮城野区】
仙台市の北東部、若林区の北側に位置し、東側は海に面している宮城野区。東北楽天イーグルスの本拠地・宮城球場があるエリアです。交通網はJR東北本線の東仙台駅やJR仙石線があり、仙台市内でも恵まれています。国際貿易港の能力を持つ仙台港が東側にあり、物流関連も発達しているなど様々な表情が見られる区です。
家賃相場
仙台市内の家賃相場を、区内×1人暮らし用、2人暮らし用、ファミリー向けで調べてみました。住まい探しの参考にしてくださいね。
【青葉区】
1人暮らし向け:4.94万円
2人暮らし向け:6.29万円
ファミリー向け:7.56万円
【太白区】
1人暮らし向け:4.12万円
2人暮らし向け:5.94万円
ファミリー向け:6.58万円
【泉区】
1人暮らし向け:4.59万円
2人暮らし向け:5.73万円
ファミリー向け:6.93万円
【若林区】
1人暮らし向け:4.95万円
2人暮らし向け:6.08万円
ファミリー向け:6.70万円
【宮城野区】
1人暮らし向け:4.69万円
2人暮らし向け:6.18万円
ファミリー向け:7.15万円
ビジネスエリアや大学への交通アクセス
仙台市はJR東北本線、仙石線、仙山線と仙台市営地下鉄沿線を中心に、路線バスも発達しています。特に地下鉄は利用者が多く、地下鉄沿線に住んでいれば、どの区からも市街地へのアクセスは良く、働きに出たり、大学へ通ったりするには困らないでしょう。東北の中心地でもあるため、さまざまな店があり、買い物にも困りません。
主要な住宅地は、電車の沿線からは離れている傾向にあるため、路線バスの利用や車を使ったが生活には必要です。ファミリー向けの物件をお考えの場合、広さを取るか交通アクセスの良さを取るかはじっくり検討しましょう。
仙台で人気のエリア解説
仙台で人気のエリアは、やはり市街地に近い青葉区です。職住が近いため、単身赴任者を中心として人気があります。太白区は、仙台市内では比較的家賃が低く、広い物件が借りやすくスーパーなど生活しやすい環境が整っているため、ファミリー世帯に人気のある区です。大学の多い若林区は、やはり学生が住む一人暮らし用の物件が多い傾向にあります。