日本のほぼ中央に位置する岐阜県大垣市。松尾芭蕉が奥の細光の旅を終えた地として有名であるほか、全国でも珍しい二重飛び地になっていることでも知られる街です。今回は大垣市に引っ越しした方に、住んでいるからこそ楽しめるスポットをご紹介します。
大垣市の憩いの場＆おすすめ公共施設
大垣市には多くの公園や文化施設があります。ここでは「大垣市に引っ越ししてよかった」と感じ、のんびりと過ごせる施設をご紹介します。
市民が遊んで学べる大垣市スイトピアセンター
出典：大垣市スイトピアセンター
学習館と文化会館、図書館の3館が集まった公共施設です。施設内には、「コスモドーム」や「水のパビリオン」、「こどもサイエンスプラザ」など科学的なものから、美術や音楽などの芸術まで。リーズナブルに楽しめる市民の憩いの場となっています。
【住所】大垣市室本町5丁目51番地
【利用料金】無料（イベントによっては有料）
【公式ホームページ】大垣市スイトピアセンター
古の大垣市を知ることができる輪中館・輪中生活館
出典：大垣市ホームページ
その昔、大垣市一帯は長良川などの水害から集落や耕地を守るために、堤防で囲んで暮らしたとされます。輪中館と輪中生活館は、当時の様子がわかる施設です。
輪中館は農家が当時のまま保存されています。輪中館と輪中生活館は歩い1分の距離。料金は無料なので、時間があるときふらりと何度でも遊びに行けますね。
【住所】大垣市入方2丁目1723番地
【利用料金】無料
【公式ホームページ】大垣市ホームページ
遊具が充実している楽田ふれあい公園
出典：大垣市ホームページ
楽田ふれあい公園は、曽根川に近接する公園です。水都大垣の豊富な地下水を利用してつくられた池やせせらぎなどがあります。また、遊具は健康遊具やカラフルな複合遊具などもあり、大人も子どもものびのびとからだを動かして遊べます。公園の真ん中にはシンボルとなっている大きなクスノキ。これからどんどん大きくなり、いつかは大きな日陰をつくる木となることでしょう。
【住所】大垣市楽田町8丁目8番1
【利用料金】無料
【公式ホームページ】大垣市ホームページ
大垣市のおすすめ散歩道
ここでは松尾芭蕉が奥の細道の旅を終えた地とされる大垣市のおすすめの散策プランをご紹介します。
マップをもって湧き水巡り
大垣市は水の城下町。市内には良質な地下水が自噴している井戸がたくさんあります。市が取り上げているだけでも24か所あり、わくわく湧き水マップが作られています。引っ越しが落ち着いたら、マップ片手にご近所の井戸から巡ってみませんか。
【住所】大垣市
【利用料金】無料
【公式ホームページ】大垣市ホームページ
自然と文化が融合する日本昭和音楽村
日本昭和音楽村は水嶺湖のほとりにあります。村内には山々を背景に江口夜詩記念館や野外ステージ、コテージなど施設が点在。散策や音楽、宿泊と様々な楽しみ方ができるところです。桜や紅葉のスポットとして賑わいますが、普段は静かでゆっくりとした時間が過ごせる散策コースです。
【住所】大垣市上石津町下山2011番地
【利用料金】無料
【公式ホームページ】大垣市ホームページ
散歩道としても親しまれている大島堤
出典：大垣市ホームページ
大島堤は、大垣市内で一番大きな古大垣輪中の一部。散策のベストシーズンはやはり約1.6kmにわたって約1,000本のソメイヨシノが見事なトンネルを作る春でしょうか。春はシャスターデージーやポピー、そして秋にはコスモスなども咲き誇ります。この大島堤の曽根城公園から津布良公園までの約4kmは、大島堤サイクリング道としても整備されています。
【住所】大垣市曽根町1丁目716番地1
【利用料金】無料
【公式ホームページ】大垣市ホームページ
大垣市の四季折々の名所
大垣市の季節が楽しめるスポットをご紹介します。
藤古川の古くて立派な桜並木
岐阜県大垣市と関ヶ原町の境目の藤古川は桜並木があります。川と桜と伊吹山がいっしょに眺められる景色は、のどかでそして雄大。心がほっこりするでしょう。
【住所】大垣市上石津町牧田
【利用料金】無料
【公式ホームページ】大垣市ホームページ
夏の風物詩の大垣ひまわり畑
毎年、畑平町の約3.2ヘクタールの休耕田に、地元の実行委員会が中心となって約14万本のひまわりが育てられます。2回に分けて種まきするとのことで、1回目にまいた分が8月初旬、2回目にまいた分が8月中旬から下旬にかけて見ごろになります。夏の日差しを受けて鮮やかに咲き誇るひまわりは圧巻です。
【住所】岐阜県大垣市平町地内
【利用料金】200円（協力金）
【公式ホームページ】大垣市ホームページ
飛騨・美濃紅葉33選にも選ばれている円興寺
出典：大垣市ホームページ
円興寺の境内には樹齢300年をこえる大クスノキがあることで有名ですが、秋になると大クスノキの緑と紅葉の赤、そして銀杏の黄が美しいコントラストを生み出します。例年、11月中旬～12月上旬頃にかけてが、見ごろです。円興寺は、創建より1200年を越える関西屈指の古刹。源朝長の墓、源義朝、源義平の供養塔などが残る源氏一族に深い繋がりがあります。紅葉以外の季節も散策におすすめなところです。
【住所】大垣市青墓町5-880
【利用料金】無料
【公式ホームページ】大垣市ホームページ
大垣市を散策してのんびり時間を楽しもう
今回は「大垣市に引っ越ししたからこそ行ける」スポットを中心にご紹介しました。ぜひ、参考にして引っ越しが落ち着いたら出かけましょう！大垣市が「住みよさランキング2023」で岐阜県1位に選ばれる理由もきっとわかるのではないでしょうか。
