就職や転職などで北九州市への引っ越しが決まったけど、どんなところ？と思っている方も多いでしょう。市内の特徴などをまとめましたので、住まい探しの参考にしてくださいね。
北九州市と市内７区の特徴
福岡県には、政令都市が2つあり、福岡市と今回取り上げる、北九州市です。人口は、2018時点で、945,219人、市内には、7つの区があります。北九州市は、日本の四大工業地帯の中心である工業都市であること、小中学校の時に学んだ記憶がありますね。総務省の平成25年平均消費者物価地域差指数によると、都道府県庁所在市と政令市の中で、物価の安さが第1位でした。利便のよい都市機能と自然が融合している北九州市。引越しするには何区が住みやすいのか、その特徴をご紹介します。
【小倉南区】
小倉南区は、市内で2番目に人口が多い区です。自然も多くのんびりした雰囲気ですが、モノレール小倉線が通っているため、中心部へのアクセスもよく住みやすいと評判。区内には、北九州市で人気の守恒地区があり、小中学生がいるご家庭に特に人気があります。
【八幡西区】
JR折尾駅周辺が人気のエリア。 商業施設や病院なども整いほどよく田舎というところが特徴です。福岡市内へも近く、会社や学校へ通っている人も多くいます。浅川中学校校区が特に評判。北九州市で偏差値が一番と言われる公立高校への合格者が多いことが理由となっているようです。
【門司区】
観光地「門司港レトロ」がある門司区。門司駅周辺に住めば小倉駅までは、1駅で交通の便もよいところです。昔ながらの商店街などあり、のどかな雰囲気が住みやすいといわれています。
【八幡東区】
八幡駅周辺には大型商業施設や病院、銀行などが集まっており、幅広い世代の方が引越先として注目しています。自然豊かで、北九州市立美術館が近くにある住宅エリアもあり、休日が充実して過ごせそうな環境です。JR駅から離れていても5分に1本の割合で走っているエリアもあり、車無しでも利便よく暮らせます。
【小倉北区】
北九州市一番の繁華街がある区です。公共施設や商業施設、小倉駅もあり、利便さは抜群でしょう。ショッピングモール「リバーウォーク」周辺は、新しいマンションなどもあり若い人の引越し先として注目を集めています。
家賃相場
総務省の平成25年度小売物価統計調査によると、北九州市は、大都市の借家家賃の安さが札幌に次いで第2位。「安い・広い・近い」が北九州市の住まいの特徴とされています。北九州市の相場を1人暮らし用、2人暮らし用、ファミリー向けで調べてみました。住まい探しの参考にしてくださいね。
【小倉南区】
1人暮らし向け：3.82万円
2人暮らし向け：3.90万円
ファミリー向け：5.76万円
【八幡西区】
1人暮らし向け：3.35万円
2人暮らし向け：3.92万円
ファミリー向け：5.70万円
【門司区】
1人暮らし向け：3.58万円
2人暮らし向け：4.19万円
ファミリー向け：5.78万円
【八幡東区】
1人暮らし向け：2.92万円
2人暮らし向け：3.43万円
ファミリー向け：6.22万円
【小倉北区】
1人暮らし向け：4.00万円
2人暮らし向け：4.30万円
ファミリー向け：7.08万円
ビジネスエリアや大学への交通アクセス
北九州市の交通インフラは充実しています。小倉駅には新幹線が通っており、市内には北九州空港があるので、福岡市まで出ていく必要はありません。大阪へは、新幹線で約2時間、東京へは飛行機で1時間30分で行くことができます。
北九州市市内では、鉄道とバス、モノレールなどが整備されています。公共交通機関の近くのマンション等に引っ越せば、車がなくても利便よく暮らせる街です。道路網も整備されており、自動車専用道路ランプまで10分以内に到達できる工リアの人口が100パーセントとなっています。中心部に住まなくとも、車があれば、アクセスが楽々です。
北九州市人気のエリア解説
北九州市での引っ越し先は、決まりそうでしょうか。市内は交通インフラが整っているため、駅やバス停周辺に住めば、通勤通学がスムーズにできる点では、都市機能が発達している市です。単身者は家賃相場も安く、モノレールも利用できる小倉南区が住みやすいでしょう。お子さんがいらっしゃる方は、学校へ通いやすいところがおすすめ。北九州市は、首都圏や関西地区と違い、私立高校よりも公立高校の方が、偏差値が高い傾向があり人気です。お子さんがいらっしゃるご家庭は、人気高校の受験ができる八幡西区にあるマンションを引っ越し先として探してみてはいかがでしょうか。
