東京へのアクセスもよいさいたま市への引越しが決まった方、どのエリアが住みやすいのかお悩みですか？本記事では、さいたま市の住みやすさにスポットを当てます。
さいたま市と市内10区の特徴
さいたま市は、2018年9月1日時点で人口総数1，299，531人の政令指定都市です。10の行政区が設置されています。東京都心までの距離は20～35km程度。ベッドタウンとして発展し人口も増え続けています。さいたま市は、0歳から中学校卒業前までの医療費が無料。子育て支援も充実している自治体です。
また、さいたま市には大きな競技場やアリーナ施設などがあります。スポーツの試合やコンサートなどが気軽に楽しめ、余暇を豊かに過ごすことができるところは、さいたま市の魅力です。
【浦和区】
浦和区で賑わっているのは浦和駅周辺。伊勢丹やパルコ、浦和コルソなどの商業施設があり、繁華街が広がります。区内には埼玉県庁やさいたま市役所などがあり、埼玉県やさいたま市の中心的なエリアです。しかし、駅を少し離れると住宅街が広がり、単身からファミリー層まで住める物件があります。
浦和区は、さいたま市屈指の文京区。進学校「埼玉県立浦和高等学校」や「埼玉県立浦和第一女子高等学校」などがあります。進学校が近くにあるからか、浦和区内の小学校は、レベルが高いと評判。お子さんがいる転勤族に注目度が高いエリアです。
【大宮区】
大宮区民のアクセスの中心となっている大宮駅は、新幹線も乗り入れる埼玉県最大のターミナル駅です。高島屋とLUMINE、そごう、大宮ソニックシティなど、商業施設が充実しています。大宮駅東口は再開発が進められており、これからますます近代的な街並みになりそうなエリア。すでに完成している子育て支援施設「のびのびプラザ大宮」には、私立保育園や公立保育園、一時保育施設などが入っています。
【南区】
さいたま市で人口が一番多い南区。区内には3つの駅があります。その１つ武蔵浦和駅には、JR埼京線の快速電車が停車し便利。駅の近くにはタワーマンションが建ち並び、駅周辺に住宅街が広がっています。南浦和駅の駅周りは、大型商業施設もなくのんびりとした雰囲気です。特記したいのは、南浦和駅はJR京浜東北線の始発駅ということ。都心へ座って通勤・通学できるのは魅力的です。
【桜区】
さいたま市の南西端に位置する桜区。荒川に沿って緑広がる自然豊かなところです。河川敷には、秋ヶ瀬公園や荒川総合運動公園など、大型の公園が点在しています。広大なスポーツ施設もあり、休日をアクティブに過ごしたい人に魅力的なところです。国立埼玉大学があるのは、ここ桜区。大学周辺には飲食店や商店が多く、学生さんで賑わっています。
【中央区】
中央区で注目されるエリアは、さいたま新都心駅周辺でしょう。さいたま新都心駅は大宮区にありますが、人気アーティストなどがコンサートをするさいたまスーパーアリーナは、駅西口側の中央区にあります。さいたま合同庁舎やNTT ドコモ埼玉ビルなども西口側。建ち並ぶビル群は美しく圧巻です。「バリアフリー都市宣言」をしているさいたま新都心。子どもからお年寄りまで安心安全に暮らせる街です。
家賃相場
さいたま市に引越しする時には、家賃相場のチェックも大切です。1人暮らし用、2人暮らし用、ファミリー用を例に取り上げました。
【浦和区】
1人暮らし向け：5.52万円
2人暮らし向け：5.93万円
ファミリー向け：9.26万円
【大宮区】
1人暮らし向け：6.64万円
2人暮らし向け：6.26万円
ファミリー向け：8.46万円
【南区】
1人暮らし向け：5.23万円
2人暮らし向け：5.56万円
ファミリー向け：8.53万円
【桜区】
1人暮らし向け：3.77万円
2人暮らし向け：4.65万円
ファミリー向け：7.41万円
【中央区】
1人暮らし向け：5.32万円
2人暮らし向け：5.79万円
ファミリー向け：8.45万円
ビジネスエリアや大学への交通アクセス
さいたま市の主要駅からは、JR京浜東北線や埼京線が走っているので、東京都内の主要都市へのアクセス抜群。30分から40分ほどで着きます。埼京線は非常に混むといわれています。できるだけ混雑を避けたいのであれば、始発が出る南浦和駅を利用し、乗りたい電車の1本前から並べば座ることができるようです。
さいたま市で人気のエリア解説
引越し先として幅広い世代に人気なのは、商業施設が充実し、再開発で新しいマンションが増えている浦和区や大宮区、中央区です。他の区よりも少々家賃は高めですが、生活環境が整い、単身からファミリー層にまで人気があります。住まいは人混みを避けてのんびりした環境で過ごしたいと考えている人には、自然が多く残る桜区や南区への引越しがおすすめです。
