「千葉市に引っ越しが決まったけど、どこが住みやすいのか」と悩んでいる人に、千葉市で住みやすいと評判の区を特徴と共にピックアップし紹介します。
千葉市と市内6区の特徴
千葉市の人口は、977,515人（平成30年8月1日現在）。6つの行政区で構成されています。千葉市は「東京都心へ近い市」というイメージを持っている方も多いでしょうね。千葉市には、ZOZOマリンスタジアムや幕張メッセなどがあります。音楽やスポーツなど各種のイベントに触れることができるスポットが身近にあるという点は魅力ではないでしょうか。
【美浜区】
美浜区内すべてが、埋め立てて造られた土地です。計画的に街作りが進められてきたので、街並みは美しく都市機能が充実しています。国際的なイベントが開催される「幕張メッセ」や「ZOZOマリンスタジアム」があるのも美浜区です。文教区とも知られ、私立の名門の中高一貫校やインターナショナルスクールもあります。
【緑区】
緑区にはJR外房線が通っており、その沿線に沿って美しい街並みが広がります。自然環境に恵まれ、公園が数多くあるのも特徴です。年少人口割合は県内で1番高いとされる緑区。小さい子育て世代が住みやすいという証拠かもしれません。京成千原線もあるので都心への通勤通学も可能です。
【稲毛区】
稲毛区は、JR総武線の稲毛駅や西千葉駅周辺に市街地が形成されています。「文教のまち」をまちづくりの旗印にする稲毛区。千葉大学や敬愛大学、千葉経済大学の3大学をはじめ、高等学校7校があり、高等教育機関が集中しているのが特徴です。東京大学生産技術研究所や放射線医学総合研究所などの科学の最先端を担う研究機関も稲毛区にあります。
【中央区】
中央区は千葉県の中枢地区でもあり、区内には千葉県庁と千葉市役所があります。JR千葉駅の回りは賑やかで、デパートやオフィスビル等が集まっています。区内にはJR線・京成線に加え、2001年懸垂型モノレールとして営業距離世界最長とギネスに認定された千葉都市モノレールも走っています。
【花見川区】
区名の由来となった花見川が流れている花見川区。花見川の川岸には、遊歩道やサイクリングコースが整備され、休日のんびりと過ごせます。のどかな風景が広がり区民の憩いの場となっています。反面、内陸部には製造業を中心とした工場も多くあり、工業団地を形成しています。JR幕張本郷駅は幕張新都心の玄関口。駅周辺は発展しています。
家賃相場
【美浜区】
1人暮らし向け：7.03万円
2人暮らし向け：6.09万円
ファミリー向け：7.53万円
【緑区】
1人暮らし向け：4.24万円
2人暮らし向け：4.10万円
ファミリー向け：6.39万円
【稲毛区】
1人暮らし向け：4.73万円
2人暮らし向け：4.89万円
ファミリー向け：6.89万円
【中央区】
1人暮らし向け：4.98万円
2人暮らし向け：5.26万円
ファミリー向け：7.56万円
【花見川区】
1人暮らし向け： 4.59万円
2人暮らし向け： 5.38万円
ファミリー向け：6.46万円
ビジネスエリアや大学への交通アクセス
千葉駅から東京都心へはJR総武線快速電車で約40分が目安。千葉駅まではモノレールや京成電鉄が乗り入れているので最寄りの駅から千葉駅を経由すればスムーズに都心へのアクセスもできます。路線バスは、千葉市内全域を京成系のバスが運行しています。東京都内に住むよりも家賃相場が安いため千葉市に住み、東京都内へ通う学生さんも多いと聞きます。学生定期を購入してもまだ安いとか。ちなみに千葉駅から東京駅まで1カ月学生定期は、9,050円です。半年分まとめて購入すると１カ月単価がもっと安くなります。時間をとるか、安さをとるか、考えどころですね。
千葉市で人気のエリア解説
人気なのは、千葉市美浜区にある「幕張新都心地区」。習志野市にまたがっているエリアです。未来型の国際都市をコンセプトにつくられた街は、「職・住・学・遊」が融合しています。会社が入居する超高層ビルや中高層マンションが立ち並びおしゃれな街並み。「ファミリー層向きではないのでは」と思いますが、実は小学校が3校、中学校が1校配置されて、ファミリー層が住む街としての態勢も整っているので安心です。まだまだこれからも超高層マンションが建つなど、エリアは開発・整備される見通しです。
