引っ越し手続きをひと通りしたつもり…だけど忘れていた!という手続きもありますよね。今回は、ついわすれがちな手続きについて説明しますのでぜひチェックしてください。
引っ越し時につい忘れてしまいそうな手続き
引っ越し時は、住所登録しているさまざまなものの変更手続きで忙しくなります。役所に届ける転出届・転入届に、銀行口座やクレジットカード、生命保険に医療保険…。
たくさんの手続きが終わるとホッとしますが、ついわすれがちな手続きが残っているかもしれません。多くの人が忘れがちな手続きのうち、特に多いものをピックアップしてご紹介しますね。
・携帯電話
・アマゾンや楽天
・郵便の転送手続きの仕方
・クロネコヤマト
携帯電話
携帯電話は、月々の明細書を郵送で受け取るようにしていなければ、つい住所の変更を忘れてしまいがちです。しかし、契約上は、届けている情報に変更があった場合には速やかに登録情報の変更を届け出ることとなっているはず。住所変更の事実を放置していると、最悪の場合は契約を切られる可能性もゼロではありません。
また、携帯電話会社からの重要なお知らせが届かなくなることも問題です。郵便物の転送手続きで1年間は郵便物を転送してもらえますが、気が付けば1年経過していた、ということはよくあります。引っ越し直後のいろいろと手続きをしている時に一緒に変更してしまうのが一番忘れにくく確実です。
少々手間ではありますが、手続き自体はすぐ済みます。住所変更の方法は契約しているキャリアによって異なりますので、各社の公式サイトを確認して、住所変更の手続きを済ませてくださいね。また、携帯電話以外にもモバイルWi-Fiも忘れがちなので、同じように住所変更しておきましょう。
アマゾンや楽天などで配送先を登録
アマゾンや楽天など、ネットショップをよく利用していますか?そういう方は、配送先の情報を登録しているのではないでしょうか。いちいち住所をにゅうりょくしなくて済むので、とても楽ですよね。
しかし、このネットショップに登録している住所も、ついつい変更を忘れがちになります。アマゾンの1クリック注文を利用している人は、いつものように注文した後で、旧居に商品を届けてしまう、というミスも少なくありません。引っ越し先が近場ならいいですが、遠いと大変ですよね。
よく利用するネットショップの配送先住所も変更しておきましょう。大手のECサイトでは、住所を複数個登録できるようになっていますので、早めに新居の住所を登録しておいて、引越し日に切り替えてもいいですね。
郵便の転送手続きの仕方
郵便の転送手続きはしないといけないな、と思いつつも引っ越し準備で忙しくてそれどころではない、という人も多いでしょう。郵便の転送手続きは、本人確認と旧住所が確認できる書類を持って、近くの郵便局に届け出ることで受理されます。
最近は、スマホを使ってインターネット上で転居手続きができる「e-転居」もありますので、忙しくて郵便局に出向けない、という方は利用してみてはいかがでしょうか。用意するものはスマホとメールアドレスだけ。本人確認書類も必要ありませんので、簡単に手続きできます。
クロネコヤマトも転居への転送サービスが!
実は、クロネコヤマトにも宅急便転居転送サービスがあります。申し込んでからサービスを開始して1年間、旧居に送られる宅急便が転送されるサービスです。ただし、郵便局と違い、転送サービスを申し込める期間が以下のように決まっているため注意しましょう。
引越し終:仮申込日から1週間~2週間
引越し前:引越日から1週間前後
また、本当に引越ししているかどうかを確認するため、クロネコヤマトは転送サービスの申込書を旧住所宛てに送る、という手段を取っています。郵便局の転送サービスを使って、旧住所から新住所にその申込書が転送されるかをどうか確認することで、他機関でも引越しの手続きが行われていることの確認を取るのだそうです。
そのため、郵便局の転居届を出しておかなければ、クロネコヤマトの宅急便転居転送サービスも使えません。この点には気を付けて、先に郵便局で転送の手続きを済ませておきましょう。
クロネコヤマトの転送手続きが利用できる他急便の種別は以下の通りで、この種類であれば全てのサイズが転送サービスの対象です。
宅急便:発払い・着払い・複数口
宅急便コンパクト:発払い・着払い
ネコポス:すべてのお荷物
クール宅急便:発払い・着払い
パソコン宅急便:発払い・着払い
わすれがちな手続きも一緒に済ませよう
忘れがちな手続きは、このようにいろいろとあります。面倒ですが、他の住所変更手続きとともに済ませられるよう、対応が必要な手続きリストに加えておいてくださいね。