「ひっこしの荷造りにかかる時間」はどのぐらい見ておけば安心?引越しするのが初めての人は特に気になりますね。今回は、荷造りの時間の目安。最短での荷造りについてのお話をします。
荷造り作業の時間に差がでる理由
差が出る理由には、2つあります。まず1つ目が、荷物の量。ダンボールに入れて梱包しなくてはならない荷物の量のことです。テレビや冷蔵庫など、大きな家具類はひっこしの当日引越しスタッフが行うので梱包する必要はありません。趣味で食器やフィギュアなどを収集している方は、一つ一つ丁寧に包む必要があるので、より時間がかかります。
■荷造りが必要なもの
・食器
・本
・衣服
・おもちゃ
・CD
・その他小物
もう1つの理由が、荷造りをする人の人数です。家族が多くてもそれぞれの荷物をそれぞれが荷造りできるのであれば、時間はかかりません。しかし、家族が少なくても奥様一人での荷造りだとか、奥様自身も日中はお勤めされていて、休日と夜しかできない場合は時間がかかり、日数にするとかなりの期間を考えておく必要があります。
単身の引っ越し
ワンルームマンションに住んでいる単身の方であれば、食器や調理器具などは少ないので、衣類や本、趣味で集めているもの量で荷造り時間を考えましょう。統計的には男性と女性で荷造りにかかった日数に差があるとされ、荷物は女性の方が多いようですよ。男女問わず単身の引っ越しに必要な理想の日数は、休日を含めた1週間。最短で3~4日ですね。
夫婦2人の引っ越し
ご夫婦2人の生活になると、食器や調理器具など単身の人に比べ多くなりますね。2人での生活が長いご夫婦となれば、衣類や靴の量などもかなりの量となるでしょう。奥様がお勤めされていない場合、荷造り作業する時間が多く取れるので、理想は2週間。最短でも1週間は必要です。
ご夫婦2人ともお勤めされているご家庭では、休日と夜しか荷造り作業ができません。2人で荷造りに取り組むとして、理想は3週間。2人揃って3日間休みを取り、荷造りに集中できるのであれば最短3日でできるでしょう。
大人2人+子供(小学校以下)の引っ越し
お子様が小さいとほぼ荷造りの手助けにはなりません。小学校や幼稚園に通われているお子様であれば、奥様は日中荷造りができます。しかし、乳幼児がいらっしゃるご家庭では食事の準備やいっしょに遊ぶ時間も必要なので思うように荷造り作業ができないと考えられます。ご主人が休日に荷造りができるとして、理想は3週間。最短でも1週間は必要です。
大人2人+子供(中学生以上)の引っ越し
お子様が中学生以上であれば、大人1人分の荷造り作業を手伝ってもらえるでしょう。衣類や文具など、子ども部屋にある分は全て荷造りしてもらえばお母様は助かりますね。ただ食器や調理器具など、かなりの量があると考えられます。理想とすれば3週間。家族全員で荷造りに取り組めるのであれば最短4日あれば大丈夫でしょう。
時間がない人はプロに頼んじゃおう!
荷造りの人手が足りない、時間がない場合は、引越しスタッフが荷造りも行うプランを利用しましょう。引越しスタッフが前日から荷造りをしていきます。お客様は、人に見られたくないものや貴重品などの手持ちにしなくてはならないものの荷造りはしておきましょう。また、引っ越し前日と引っ越し日の衣類や身の回り品など、旅行2~3日分の荷物はお客様自身でスーツケースに荷造りしてくださいね。
引越しが決まったその日から荷造りに着手するのが賢い!
引越しすることが決まっているのであれば、いらないものが目についたらその都度捨てるようにしましょう。あまり使っていないものの梱包は、日頃から荷造りをするのが一番です。荷造りしながら捨てるものと要るものとを分けていると想像以上に時間がかかります。シーズンオフの衣類なども荷造りできるので、家事の合間に少しずつ梱包しておきましょう。