引っ越し当日、新居でありがちなトラブルのひとつが洗濯機にまつわるもの。洗濯機の水を供給するためのホースがなかったり、排水口につなげる「エルボ」と呼ばれる部品がなかったり…。洗濯機だけでなく、引っ越し当日に新居で困ってしまった「引っ越しあるある」を集めましたので、当日困らないようにチェックしてくださいね。
引っ越して発覚!洗濯機置き場にホースやエルボがない
引っ越してきて、洗濯機などの家電を実際に配置して初めて分かる「困ったこと」。その代表例に、洗濯機と蛇口をつなぐホースやエルボがないというトラブルがあります。アースもどこにつなげばいいか分からない、愛用していたドラム式洗濯機が搬入できない、というトラブルも意外に多く見られます。
洗濯機さえ持って行けば動くはずと考えていて、ホースやエルボの存在を忘れて旧居に置いてきている場合もあれば、本来は新居にあるはずのものが、手違いでなくなっている、という場合も…。どちらにしても、早急にホースとエルボを確保するしかありません。
また、ドラム式の洗濯機は、意外と持ち込めないケースがあるので特に注意してください。新居に持ち込む予定の時は、新居の搬入通路と洗濯機置き場への動線を入念に採寸して、搬入が可能かどうかを事前に押さえておきましょう。
しまい込んでて困ったシリーズ:掃除機・脚立・新居のカギ
もう使わないからとさっさと梱包してしまったはいいけれど、最後にいざ旧居を片づけようとするとき「あっ!」と思ってしまうものが、掃除機と脚立です。掃除機は最後の掃除に使いたい場合が多いのでなんとなく想像がつく人も多いでしょう。では、脚立は何のために必要なのか分かりますか?
実は、旧居から荷物を搬出した後、一番最後に荷造り忘れに気づくものが「照明類」。照明は高いところにありますから、よほど背の高い人でなければ届きません。当然取り外しには脚立が必要ですがそれはもうすっかり運び出した後…。このようなことにならないよう、掃除機と脚立は最後に搬出するようにしましょう。
最後に紹介した「新居のカギ」も意外と荷物に紛れ込みやすい小物です。それがないと新居に入れず引っ越しも進まないのに、どの段ボールに入れたのか分からない…。この状態になると、全員でカギ探しになってしまって引っ越しの作業も大幅に遅れてしまいます。このようなことにならないように、新居のカギは旧居のカギと一緒にキーホルダーにつけて所持しておくようにしましょう。
新居に入ってからしまった!掃除しておきたかった…
新築マンションや一戸建ての場合は、掃除しなくてもいきれいだと安心していざ引っ越してみると、何だかざらついていて気になる、というパターンも引っ越しあるあるです。新居までの距離が遠い場合は難しいかもしれませんが、新居だからと安心しないで、家具などの搬入前にできれば掃除を済ませておきましょう。
引っ越しが午前の場合は前日までに、午後の場合は午前中に先行して現地に入って掃除をしておけば十分間に合いますよ!
地味に困る!新居のポストを開ける暗証番号忘れ
引っ越し作業には直接大きな影響はありませんが、地味に困るのが新居のポストを開けるときの暗証番号忘れです。ダイヤルをクルクル回して数字を何度か合わせるタイプのものだと、右に回す方が先か左の方が先かという情報も加わりかなり混乱します。旧居も同じタイプだと混同する場合も。最初の内はスマホでメモ代わりに写真を撮っておくなどして、すぐに確認できるようにしておくと楽です。
引っ越し当日のあるあるは事前準備で回避しよう
洗濯機を始めとした引っ越しあるあるをご紹介しました。どのあるあるも、事前に情報を知らなかったためにハマってしまうものばかりです。今ここで情報を把握して、引っ越し当日になって困らないように対策しておいてくださいね。引っ越し当日は非常に忙しい日ですが、事前の準備でその大変さを軽減することができますので、本記事の内容も参考にしてくださいね。