鈴鹿市は、三重県の中北部に位置する人口約20万人の街です。自動車産業やモータースポーツが盛んなことは全国に知られています。今回は鈴鹿市に引越しされた方に落ち着いたら出かけていただきたい、住んでいるからこそ何度でも訪れやすいスポットをご紹介します。
鈴鹿市の憩いの場＆おすすめ公共施設
鈴鹿市は三重県の人口第3位の市で、津、四日市に並ぶ県内主要都市。海や山などの自然に恵まれ、多くの魅力や個性があります。ここではのんびりと過ごせる公共施設中心にご紹介します。
楽しく歴史を学ぶことができる考古博物館
出典：鈴鹿市考古博物館
鈴鹿市考古博物館は、考古学を専門とする博物館です。市内から出土した土器・石器・瓦などが展示され、大昔の人々のくらしや文化の情報が発信されています。また、「草木染め」や「つるかごづくり」など昔の生活にふれることができる様々な体験講座もありおすすめです。趣味が広がりそうですね。
【住所】鈴鹿市国分町224
【利用料金】一般 / 200円 高大学生 / 200円 小中学生 / 100円 ※未就学児、70歳以上の方は無料
【公式ホームページ】鈴鹿市考古博物館
バ－ベキュ－もできる鈴鹿川河川緑地
鈴鹿川河川緑地は、鈴鹿川の河川敷を整備した広さ15.82haの緑地です。野球場や運動広場、クリケットコ－トなどの運動施設。そして自然石を敷き詰めたシンボル広場やバ－ベキュ－などもできる芝生広場など、スポーツにレジャーにと楽しめるところです。河川敷には季節の草花も咲いているので、のんびりと歩くだけでもいいですね。
【住所】三重県鈴鹿市庄野町
【利用料金】無料 ※運動施設は有料
【公式ホームページ】鈴鹿市
読書や自習ができる市立図書館
鈴鹿市には市立図書館が2か所あります。飯野寺家町にある市立図書館は、市民の教育と文化の振興を目的に建設されました。一般図書約21万冊、児童図書約8万冊、参考図書約2万冊の蔵書があります。
もう一つの市立図書館の江島分館は、1階に閲覧室、2階にギャラリーがあります。閲覧室には、子ども用のテーブルと椅子を備え、床は赤ちゃんも安心なカーペット敷きです。主に小学生以下を対象としていて、大人向けを含め約1万冊の蔵書があります。
【住所】三重県鈴鹿市飯野寺家町812
【利用料金】無料
【公式ホームページ】鈴鹿市
鈴鹿市のおすすめ散歩道
ここでは何度でも足を運びたくなる鈴鹿市おすすめの散策エリアをご紹介します。
四季折々に表情を変える椿大神社の境内を散策
椿大神社（つばきおおかみやしろ）は鈴鹿山麓に鎮座し、三重県で伊勢神宮などに次いで3番目に参拝者数の多い神社です。境内には、猿田彦大神や妻神・天之鈿女命様などの神々が祀られています。
また、松下幸之助翁が茶道の発展を祈念し、庭園とともに寄進した「茶室・鈴松庵」も見どころのひとつ。四季折々の風情が楽しめ、一服800円（銘々皿付）でお呈茶がいただけます。何度でも訪れてみたくなる癒しスポットです。
【住所】三重県鈴鹿市山本町1871
【利用料金】無料
【公式ホームページ】伊勢国一の宮 猿田彦大本宮 椿大神社
昭和レトロ白子駅前センター商店街
出典：鈴鹿市観光協会
白子駅の西口から出ると昭和レトロな雰囲気の白子駅前センター商店街があり、散策すると面白そう。一方東口を出て15分ほど歩くと平安時代から開かれていた白子港があります。江戸時代は大いに賑わった港とされ、現在は漁港として整備されています。また、公園・海水浴場や海産物屋さんもあるので散策しながら地元の美味しい食材を探してみてはいかがでしょうか。
【住所】三重県鈴鹿市白子駅前
【利用料金】無料
【公式ホームページ】鈴鹿市観光協会
伊勢街道と東海道を散策
鈴鹿市には東海道と伊勢街道が通っていて、引越したら街道めぐりがたっぷり楽しめそうです。鈴鹿市は伊勢型紙などの伝統工芸がさかんだったことが伺える施設や由緒あるお寺・神社も点在しているので、散策にぴったり。市でも散策マップを作成しているので、引越が落ち着いたらまずはダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
【住所】鈴鹿市内
【利用料金】無料
【公式ホームページ】鈴鹿市文化財ガイド
鈴鹿市の四季折々の名所
鈴鹿市の季節が楽しめるスポットをご紹介します。
伝統が活きる しだれ梅が観賞できる鈴鹿の森庭園
鈴鹿の森庭園は、しだれ梅の「仕立て技術」の存続と普及を目的としている研究栽培農園です。呉服枝垂しだれを中心に、巧みの技と日本文化が受け継がれた梅が観賞できます。開花状況に合わせて、夜間ライトアップも実施。梅の花が夜の闇の中に照らし出された幻想的な世界が楽しめます。料金はかかりますが、なかなか他では見られない光景なのでおすすめです。
【住所】鈴鹿市山本町151-2
【利用料金】大人700円～1700円 小学生半額 未就学児無料※開花状況により変動
【公式ホームページ】研究栽培農園 鈴鹿の森庭園
春になったら出屋敷川沿いのシバザクラ
川の流れのように見えインスタ映えするといわれている深溝町出屋敷（でやしき）川沿いのシバザクラ。4月ごろになると川沿いをピンクと白で彩ります。また、同じく深溝町にある村山池の堤防でも地元の方が手入れしたシバザクラが楽しめます。
【住所】鈴鹿市深溝町 出屋敷（でやしき）川
【利用料金】無料
【公式ホームページ】-
心やすらぐ鈴鹿ほたるの里
出典：鈴鹿市
毎年5月中旬から6月中旬の間、鈴鹿市西庄内地区では自然生息した多数のほたるが夜空に舞っています。地域の農家の方々は農薬の使用を極力控えて、ほたるが自然生息するよう見守られています。夏前の夜に自然とふれあい、川と田と山に囲まれた一帯に飛んでいるほたる鑑賞はいかがですか。
【住所】三重県鈴鹿市西庄内地区
【利用料金】無料
【公式ホームページ】鈴鹿ほたるの里
鈴鹿市を散策してのんびり時間を楽しもう
今回は「鈴鹿市に住んでいるからこそ行ける」という視点で絞り込んだスポットをご紹介しました。鈴鹿市はサーキット以外に「歴史的な情緒が満喫できるところがこんなにもあるんだ」ときっと驚くことでしょう。引越しが落ち着いたら今回の記事を参考にして足を運んでお楽しみください。
