仙台市のごみ出しは、燃えるゴミを「家庭ごみ」と呼ぶこと、家庭ごみとプラス容器ごみを出す際は指定のごみ袋を用意しなければならない点が大きな特徴です。今住んでいる場所と仙台市のごみ出しルールはどこに違いがあるかを把握しておくと、引越し直後も戸惑うことなくごみを出せます。本記事では、仙台市のごみ出しルールの基本をまとめました。これから仙台市に引っ越す予定の方は、ぜひ参考にしてください。
仙台市の家庭ごみ基本ルール
仙台市のごみ出しは、エリアごとに決められた集積場に、決められた種類のごみを決められた曜日に出すのが基本ルールです。ごみの種類は、家庭ごみ、プラスチック製容器包装、缶・びん・ペットボトル・廃乾電池類、紙類の4種類です。ごみの種類について、収集頻度とごみ袋の種類を紹介します。
- 家庭ごみ（週2回・仙台市指定の家庭ごみ用ごみ袋10・20・30・45リットルの4種類）
- プラスチック製容器包装（週1回・プラごみ用ごみ袋15・30・45リットルの3種類）
- 缶・びん・ペットボトル・廃乾電池類（週1回・集積所にある黄色の回収容器の中）
- 紙類（月2回・種類ごとに分別してひもで十文字に縛って出す）
- 大型ごみ（2週に1回・事前予約制・粗大ごみ受付センターへ予約）
いずれのごみも、地域によって収集の曜日は決まっています。各地域で定められた集積所に、早朝（日の出後）から午前8時30分までの間に出すようにします。祝日も基本的に収集はありますが、年末年始はごみの収集がお休みに。年末年始のごみ出しスケジュールは事前に確認しておきましょう。
仙台市指定のごみ袋は、市内のホームセンターやコンビニ、スーパーマーケットなどで手軽に入手できます。ごみ袋の中にレジ袋などを二重に入れる場合は、レジ袋の口は縛らずに出してください。プラスチック容器は軽くすすいで汚れを取ってから出しますが、汚れのひどい場合は家庭ごみとして出して大丈夫です。
また、もっとも長い辺のサイズが30cm以上のごみについては、大型ごみとして出さなければなりません。大型ごみの収集ルールについては次で説明しますね。
仙台市の大型ごみルール
地域ごとに2週間に1回出すというルールです。
申し込みの受付は、電話・インターネットのいずれかから行います。予約をして料金を確認したら、その金額分の手数料納付券を購入し、購入した券に受付番号または名前を書いて、粗大ごみに貼り付けます。収集日の早朝から8時30分までの間に予約したごみを出しましょう。
大型ごみの連絡先
大型ごみの申込先は以下の通りです。
【インターネットでの申込み先】
https://www.sendai-sodai.jp/eco/view/sendai/top.html
受付時間：365日24時間受付
申込み期限：収集日の7日前（土曜日・日曜日、年末年始を除く）の24時まで
【電話での申込み先】
・粗大ごみ受付センター
固定電話：022-716-5301
受付時間：毎日午前9時～午後5時
休日：土・日、12月29日～1月3日
申込み期限：居住エリアの収集日の1ヶ月前から2日前（土曜日・日曜日、年末年始を除く）
仙台市で収集しないごみ
仙台市で収集しないごみは以下の通りです。
- 家電4品目（エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機）
- 家庭で使用しているパソコン
- 廃油（灯油）、ガソリン、タイヤ、ペンキ、プロパンガスボンベ、消火器、火薬類、劇薬、毒物、農薬、自動車、バッテリー（自動車・バイク用）、ボタン電池、バッテリー（小型充電式電池）、ピアノ・大型金庫、注射針
- 使い切っていないカセットボンベ、使い切っていないスプレー缶（エアゾール缶）
これらのごみは、種類によってどのように処分するべきかが公式サイトを確認しながら、確実に処分を進めましょう。
仙台市のごみ出しルールを詳しく確認するには
仙台市のごみ出しルールについて迷うことがある場合は、「五十音で引くワケ方事典」を活用しましょう。ごみの分別に迷ったときに特に便利です。具体的な品目を「家庭」「プラ」「缶・びん」「紙類」「粗大」「その他」の6種類に分け、それぞれのごみ出しルールについて分かりやすくまとめられています。
仙台市に引っ越したばかりのときは、このサイトを確認して、分類を間違えないようにしましょう。
仙台市のごみ出しルールは標準的
仙台市のごみ出しルールは、集積場所や指定のごみ袋などがあり、公式サイトでも分かりやすくまとめられています。引っ越してきたら、近くのコンビニやスーパーなどで指定のごみ袋を確保するとともに、自分の地区のごみ集積所がどこにあるか確認しましょう。引っ越し後、すぐにスムーズなごみ出しができるようにしてくださいね。
