神戸市は、2008年、ユネスコ創造都市ネットワークデザイン都市に認定されている街。ごみ減量などに取り組み、「住み続けたくなるまち」「訪れたくなるまち」「継続的に発展するまち」などといった街づくりが推進されています。
神戸市のごみ出し基本ルール
引用先:神戸市 企画調整局 つなぐラボ
美しい自然に恵まれた神戸市は、環境を守っていく上で重視されているのが「ごみ減量」。家庭ごみは、大きく6つに分別する決まりがあり、「ごみ軽減」のためにいろいろな工夫がされているのでご紹介します。
神戸市には指定ごみ袋が「あります」
神戸市には、「燃えるごみ」「燃えないごみ」「缶・びん・ペットボトル」「容器包装プラスチック」の指定袋があります。ごみ袋のデザインがなんともキュート。神戸市民にお馴染みのキャラクター「ワケトン」ファミリーが描かれ、分別ルールやごみの軽減を楽しく紹介されているごみ袋です。
令和2年4月からルールが変わったのが、「カセットボンベとスプレー缶」。「燃えないごみ」としては出さず、透明もしくは半透明の15Lまでのレジ袋などに入れてだせばOKです。
引越してびっくり! 指定ごみ袋の価格がお店によって「違う」
自治体で指定されているごみ袋は同一価格というのが一般的かと思います。しかし、神戸市では「単純指定袋制度」が取り入れられ、指定ごみ袋の販売価格がお店によって違うから驚きです。これは、神戸市で袋の大きさや種類、色などといった規格のみを定め、その他は、認定された業者にお任せで、自由に販売してよいシステム。ごみ袋にはごみの処理料金が含まれておらず、事業者が市場価格を競争しています。
家庭用ごみ袋規格
価格 | 一般的なポリ袋と同程度(販売店舗によって違う) |
サイズ | 45リットル、30リットル、15リットル |
タイプ | 平袋タイプ、U型(取って付き) |
販売店 | スーパー、ホームセンター、ドラッグストア、コンビニエンスストアなど |
ごみを出す日
ごみの収集は、「燃えるごみ」週2回、「燃えないごみ」と「カセットボンベとスプレー缶」月2回、「容器包装プラスチック」週1回となっています。「缶・空きびん・ペットボトル」は、曜日が決まっています。ごみ出し日は住んでいる地域によって異なるので、引越ししたらチェックしましょう。
住んでいるエリアのごみ収集日は、「ワケトンカレンダー」を利用すると簡単に検索ができます。
ごみを出す場所は「クリーンステーション」
神戸市ではごみ集積施設のことを「クリーンステーション」と呼んでいます。マンションやアパートなど一定規模以上の集合住宅に引越しされる方は、敷地内にあるでしょう。戸建てに引越しされる方は、近隣地域に設置されている「クリーンステーション」を利用することになります。
ごみを出す時間
収集日当日の午前5時から午前8時までに出しましょう。
神戸市のリサイクルポリシー
神戸市では、平成23年4月から、「容器包装プラスチック」の分別収集をスタートさせるなど、リサイクルすることにより、温室効果ガス(二酸化炭素)の排出や焼却量を減らす取り組みを行っています。
環境啓発施設の設置
「リサイクル工房ほくしん」や「リサイクル工房あづま」といった環境啓発施設が設置されています。リサイクル工房では、リサイクルのきっかけになるような取り組みが行われています。
小型家電リサイクル回収
神戸市では、市内の公共施設やスーパーマーケットなど47か所に、黄色の「小型家電回収ボックス」を設置。デジカメやゲーム機に使われている「有用金属」等のリサイクルが促進されています。
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粗大ごみは「粗大ごみ受付センター」へ
ごみ袋に入らない粗大ごみは、電話やFAX、インターネットによる事前申込み制です。
料金は有料で、申込みのあとに大型ごみシール券を購入して貼り付けて出します。シール券は、300円券と600円券の2種類。コンビニエンスストアやスーパーなどで販売されています。
粗大ごみ受付センター | 連絡先 | 受付時間 |
電話 | 078-392-7953 | 月曜日~金曜日
午前9時~午後4時 |
FAX | 078-392-5500 | 月曜日~金曜日
午前9時~午後4時 |
インターネット | 申し込み先
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年中24時間 |
ごみのことで困ったときの問い合わせ先
神戸市に引越しして、ごみのことで困ったときは、神戸市総合コールセンターに問い合わせましょう。年中無休で午前8時から午後9時まで対応が可能です。また「KOBEぽすと」というアプリもあります。こちらを利用すれば、ごみの分け方や出し方などが簡単手軽に検索可能。引越ししたら、ぜひ活用しましょう。