突然の辞令で早々に単身赴任をしなければならない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。単身赴任先は、長く生活するわけではないため、必要最低限の荷物を持っていくという方が多いようです。自分で身だしなみを整える必要があり、身だしなみ問題に直結する洗濯周りをどうするか思案する人も少なくありません。本記事では、成功者の声を元に「身だしなみバッチリの単身赴任生活」を目指した引っ越しのノウハウをご紹介します。
持っていくものの見極め編
単身赴任では、持っていくものをあまり多くしても、また戻ってくるときに大変です。何を持っていき、何をもっていかないかについてよく検討しましょう。単身赴任の期間がどれくらいになるのかが分からない場合は、「必要なものが出てきたら自宅から送ってもらう」くらいで考えてください。
家具家電はレンタルも検討
単身赴任期間が半年間と中途半端だったので、家具や家電でレンタルできるものはレンタルで済ませました。運ぶ荷物が少なく、単身赴任終了時の引っ越しも楽でしたよ。
東京 Y.N
単身赴任でよく検討すべき荷物は家具家電類です。新しく購入すると、また戻るときに自宅ではダブるため、売却や廃棄の手続きをしなくてはなりません。単身赴任期間が短いと分かっている場合は、特にもったいないことになります。家具や家電をレンタルできるサービスがあれば、ぜひ活用して無駄な荷物は増やさないようにしましょう。
衣類は今の季節に必要なモノだけ持っていく
衣類は、必要になったらその都度自宅から送ってもらうようにしました。
愛媛I.M
単身赴任でいつ戻るか分からない場合は、その時の季節着るものだけをとりあえず持っていき、あとは必要なったらその都度自宅から送ってもらうようにするように考えてください。季節外れの衣類で、単身赴任先の部屋では収納しきれない場合、自宅まで季節外れの衣類を返送しましょう。
○○買って引っ越しが成功しました編
単身赴任先で新たに購入する方が良いもの、買ってよかったものには何があるでしょうか。
アイロンよりも衣類スチーマーが便利!
アイロンがわりに衣類スチーマーを購入して、スーツやYシャツのしわのばしに使ったらとても便利だった。
京都 S.E
アイロンは、アイロン台も必要で、いちいちかけるのが面倒くさいものです。しかし、単身赴任だからといってスーツやYシャツがよれよれでは格好がつきません。そこでおすすめの家電が衣類スチーマーです。洋服をハンガーにかけたままスチームを当てることで、洋服のしわをのばしたり消臭したりしてくれる優れもの。たとえ単身赴任だって身だしなみに手を抜かないという方におすすめの家電です。
1週間分の下着とYシャツを揃えて週末一気に洗濯
洗濯をする時間がなかなか取れないので、1週間持つように下着とYシャツを揃えました。
北海道 H.I
仕事が忙しくて洗濯物がすぐ溜まってしまうことが予想される方は、1週間分の下着とYシャツを買っておくようにしましょう。週末、まとめて洗濯を済ませられるように、ドラム式洗濯機で洗濯から乾燥まで一気にできるようにしておくこともポイントです。乾燥機能があれば、洗濯物を干して取り込むという作業が省略できます。
引っ越しに伴うもろもろの手続きについて
1年未満の単身赴任なので住民票は動かさずそのままにしていた。
兵庫 G.T
住民票は、基本的に引っ越ししてから14日以内に届ける必要があります。しかし、単身赴任期間があまり長くないことが分かっている場合、住民票を動かすことで返って煩雑な手続きが必要になり大変です。
1年未満の単身赴任期間なら、住民票はあえて動かさず、そのままにしていても問題ありません。ただし、1年以上の単身赴任がはっきりしている場合は、住民票の移動も検討しましょう。
インターネット通信回線をどうする?
インターネット回線は、引っ越し先の賃貸物件により、さまざまな場合が考えられます。賃貸物件でインターネット回線が使えるようになっていれば、そのまま利用するのが無難です。問題は、賃貸物件がインターネット回線に対して特に対策していなかった場合です。
その場合は、単身赴任の期間だけ、モバイルルーターを契約するという方法もあります。すでにモバイルルーターを契約していれば、そのルーターを持っていくだけで問題ありません。
ガス・水道・電気は早めに開通させておく
急に単身赴任先が決まり、借りる部屋も決めたら、すぐにライフライン関連の開通をしておきましょう。引っ越しする直前まで忘れていると、入居後立ちどころに困ってしまうでしょう。すぐに手続きして、入居後すぐに使えるようにしておくようにします。
荷物はコンパクトに、身だしなみを整える工夫をすること
単身赴任で引っ越しを成功させるコツは、いかに身軽な引っ越しを実現するかです。荷物が減ればそれだけ引越し料金も安くなり、割安な単身者向けプランなどが利用できるようになります。余計な荷物は増やさないようにしつつも、身だしなみを無理なく整える方面への出費は怠らないでくださいね。