横浜市への引っ越しが決まったらファミリーは都築区、一人暮らしなら神奈川区を検討してみよう


18区の行政区を持つ横浜市は、観光スポットも多く、都心へのアクセスも抜群。本記事は、転勤などで横浜市への引越しが決まった方の住まい探しの参考になるまとめです。

横浜市と市内18区の特徴

横浜市の人口は3,740,617人(平成30年8月1日現在)。横浜港に面するエリア「横浜みなとみらい21」の都市景観は美しく、デートスポットとしても人気です。横浜市には18区あり、その中でも住みよいと人気がある区をご紹介します。

【都築区】
若いファミリー層に人気が高い「都築区」。「人間と自然」をテーマにつくられた「港北ニュータウン」は、ヨーロッパ郊外を彷彿させる街並みで人気を得ています。自然豊かで、教育環境も整い、子どもを育てやすい区として評判。中心部の仲町台駅から横浜市営地下鉄グリーンラインを利用すれば横浜駅まで約15分で着くことができます。

【港北区】
横浜市の北東部に位置する港北区。JR横浜線や東急東横線、市営地下鉄が乗り入れ、鉄道アクセスは良好です。東部には、一戸建て住宅が多く、閑静な高級住宅地の印象。また、西部はマンションが多く建ち並ぶ新興住宅地です。横浜アリーナや日産スタジアムなど人気スポットもあります。

【神奈川区】
神奈川区は東西方向に長く、横浜線や東横線を使えば渋谷駅や横浜駅にも出られるなど、公共交通網の発達した区です。近年、再開発が行われたヨコハマポートサイド地区には、高層マンションなどが建ち並び、ベットタウンとして発展。大型商業施設やシーバス乗り場もあり、賑わっています。新たに「コットンハーバー地区」の再開発も進行中で、ますます便利な街になりそうです。

【港南区】
港南区は、1970年代に野庭団地、港南台団地などといった巨大団地が形成されました。区役所など官公庁は、港南中央駅周辺に集中し、上大岡駅周辺と港南台駅周辺が商業エリアとしてにぎわっています。自然の中でのんびりと子育てを楽しみたい人には住みやすい区です。

【青葉区】
青葉区から田園都市線を利用すれば、渋谷駅までダイレクトでアクセス。東京メトロ半蔵門線とも相互乗り入れしているので、永田町駅や大手町駅にも乗り換えなしで行けます。このことから東京都内へ通勤、通学する人に便利なので人気の高いエリアとなっています。また青葉区は、慶応幼稚舎や森村学園など、名門校もあるのでこれから子育てというファミリー層に人気です。

人気エリアの家賃相場

気になる横浜市の人気エリアの家賃はどれくらいになるのでしょうか。世帯人数別に紹介します。

【都築区】

1人暮らし向け: 7.23万円
2人暮らし向け:7.06万円
ファミリー向け:10.58万円

【港北区】
1人暮らし向け:5.64万円
2人暮らし向け:6.51万円
ファミリー向け:11.12万円

【神奈川区】
1人暮らし向け:5.35万円
2人暮らし向け:6.20万円
ファミリー向け:11.40万円

【港南区】
1人暮らし向け:5.13万円
2人暮らし向け:5.50万円
ファミリー向け:9.03万円

【青葉区】
1人暮らし向け:5.73万円
2人暮らし向け:6.13万円
ファミリー向け:9.53万円

ビジネスエリアや大学への交通アクセス

横浜市の鉄道網は充実しており、JR・京急・東急・相鉄・横浜高速鉄道・横浜市営地下鉄・横浜シーサイドラインが市内を走っています。路線バスも市内5割をカバーする横浜市営バスをはじめ、全部で10社のバスが乗り入れていて、横浜市の交通インフラは整い、東京都内や横浜都心へのアクセスは良好ですね。

横浜の人気エリアの解説

横浜市内には歴史的建造物もあり、いたるところに観光スポットが存在します。横浜市でおしゃれなエリアといえば、ランドマークタワーもある横浜みなとみらい21エリアでしょう。西区と中区にまたがっていて、おしゃれな高層マンションもあり、交通網も整っています。ベイエリアの景色はよく、都市景観100選を受賞したエリアで、憧れる人も多いようです。ただやはり、家賃相場も高め。中区でいえば1人向けが平均7.39万円、2人向けが平均8.28万円となっています。そこでおすすめは神奈川区。ポートサイト地区であれば、美しい海景色を満喫ができます。

子育て世代に気になる教育環境について。横浜市内には有名大学付属高校や中高一貫校、名門女子高があります。また、公立高校についても県内屈指の学校が多いのも特徴。ただ、それらは横浜市中心部にあるので学校近くに住むというよりもそこへのアクセスが良く、治安がよい地区を選ぶのがよいでしょう。おすすめは青葉区や都筑区。教育環境が整った文教区とされ、ファミリー層に人気です。

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